好きな人に意地悪しちゃう男性心理とは？あるある行動＆対処法を紹介

精神年齢が「子どものまま」の男性は多い

大人になっても、精神年齢が子どものままという男性は少なくないようです。それは小学生の頃から女性も感じてきていたはず。『察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方』（五百田達成）には、以下のような記述があります。

「基本的に男性は、一生子どものままです。
女性のように子どもを産み、育てるという経験をしないため（最近では、母親並みに子育てに参加する『イクメン』もいますが、出産・授乳はできませんよね）、いつまでも成熟せず、気分は子どものまま。どんなに男性が大人ぶっていても、心の底では『大人になんかなりたくない』『遊んでいたい』と思っています。

（中略）

小学生の頃から、女の子の精神年齢は同い年の男の子よりずっと上です。早々に『誰が好き』『○○くんがかっこいい』と『恋バナ』を始める女の子に対して、男の子はアニメやサッカーの話に夢中です。中高生になると男子も『恋バナ』らしきものをし始めますが、残念ながらメインは性欲。彼らの『好き』も『かわいい』も、平たく言えば『やりたい』なのです。女子の考える『崇高な心のやりとりとしての恋愛』とはまったく別物です。

このような男性の状況を見るにつけ、女性は『いつになったら男は大人になってくれるのだろう』とヤキモキしていますが、残念ながら彼らの精神年齢が女性に追いつくことはありません。」

いつまでたっても大人になりたくないと思っている男性は多いようです。「好きな子に意地悪する」といった理不尽な行動も、「精神年齢が低いのね」と流すことができれば、腹も立たないかもしれません。

あるある！女性を傷つける「意地悪な言葉」

好きという気持ちの裏返しで女性に意地悪してしまう男性は少なくありません。相手はほんの冗談のつもりでも、心ない言葉に傷ついた経験のある人も多いでしょう。子ども時代ならともか男性向けに書かれた書籍『女が嫌う男の特徴～なぜ店員に優しくしないといけないのか～』（秋原勇樹）には、以下のような記述があります。

「女の子が嫌がる微妙な言葉遣い、というのはご存知ですか？
言っている方も、悪気があるわけではないのですが、女心は傷ついてしまっているという言葉遣いです。
女の子は基本的に、怒られることを嫌い、否定されることを嫌います。
ですから、相手の言動には、とても敏感になっているのです。
ここでは、繊細な女心が傷ついてしまう言葉遣いについて、話を進めていきたいと思います。

まず、女心が甚だしく嫌うのが『悪口』です。
それは『ブス』『臭い』『チビ』といった、相手のコンプレックスに触れるものです。
女の子は、こういう言動に酷く落ち込んでしまいます。
侮辱されたと感じ、深く傷つきます。
なんでもないひと言、のつもりで行っても、場合によっては二度と会いたくないとさえ抱かせるものです。
こういう言動に男性は鈍いですが、女の子は違うのです。

『けなされる』というのも、女の子は嫌います。
男性としてみれば、アドバイスの延長に過ぎないのかもしれませんが、女の子はそのようには捉えません。
例えば、女の子が『今ダイエットを兼ねてジムに通っているんだ！』と話してきたと思います。
そんな時に、男性が『無理して痩せても続かないよ。食事のほうが改善すべきじゃない？』と言ったとします。
すると、女の子は自分が頑張っていることを否定され、賢明さを解って貰えなかったことに、落ち込んでしまいます。
基本的には、一生懸命何かに頑張っている姿は、肯定して応援してあげるような言葉やアドバイスが歓迎されやすいでしょう。

他にも、『そのメイク、ちょっとケバい』というようなアドバイスも、女の子は頭を真っ白になるくらい戸惑ってしまいます。
アドバイスのすべてがタブーではありません。
しかしながら、言動によっては、相手の女の子を追い詰めてしまうので、注意が必要です。

『女の子として扱わない』というのも、女性は傷ついてしまいます。
これは例えば『料理が面倒だから、食事を作ってくれるなら結婚したい』といったようなものです。
女の子は、家政婦ではありません。
ですから、同様に掃除や洗濯をする目的を絡めて、結婚というフレーズを言ってはいけないのです。
女の子は、自分の魅力が無いかのように感じてしまいます。」

軽い冗談やアドバイスのつもりの男性の言葉に、「意地悪だな」と感じることも多いでしょう。とはいえ、相手が好きな男性でないならば気にする必要はないかもしれません。

＜参考文献＞
『察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方』（五百田達成）
『女が嫌う男の特徴～なぜ店員に優しくしないといけないのか～』（秋原勇樹）