「既婚男性からの好意行動」に関する専門家の意見やアドバイス
既婚男性が独身女性にアプローチする心理
既婚男性は、どのようなときに独身の女性に好意を抱くのでしょうか。『「妻のいる男」の愛し方 強くて綺麗な女になる 新・不倫のルール』(家田荘子)には、以下のような記述があります。
「男性が人の夫である場合の不倫は、シングル女性からでなく、ほとんどの場合、男性の方から始まると私は思っています。
それは多分、女が思うよりも軽い『好き』という気持ちで、まるで子供がおもちゃを欲しがるようなものです。でも、その時、男性は、いずれ飽きるおもちゃであることも、おもちゃ依存症になる可能性があることも考えていません。
(中略)
その私が大切に積み重ねてきたデータから分析すると、男性は、『あなたのことを想うと、夜も眠れないし、仕事も手につかない』状態で、シングル女性にアプローチをしてくるわけではないようです。
(いい子だな。一緒にお酒を飲んでみたい)
(彼女と食事できたら楽しいだろうなぁ)
(エッチしてみたい)
この程度のきっかけにすぎず、出会った瞬間、『妻と別れて、一緒になるべき人だった』などと昼メロを地でいくような男性は、決して多くありません。たとえ、この科白が言えたとしても、ほとんどが口先にすぎないでしょう。
(中略)
軽いきっかけにもかかわらず、男性は一生懸命アプローチします。楽しい時間が欲しいために、妻と違うエッチをしたいために、現実と離れたもう一つの空間が欲しいために、狩猟族の男たちは、些細なことにまで猛烈な勢いで女性にアプローチします。一日何度もの電話、メール、アイコンタクト、デート、ちょっとしたプレゼント―。
だから、女性は、錯覚をしてしまうのです。
(この人、私のこと好きなのだわ)と。
こうして、いつの間にか相手の好奇心の罠にはまり、気づいた時はベッドの中―。」
既婚男性の猛アプローチを「すごく愛されている」と勘違いしてしまう独身女性は多いようですが、彼らは軽い気持ちで声を掛けているだけかもしれません。既婚男性と深い関係になることは、倫理的に問題があるだけでなく、さまざまな問題がつきまとうので、冷静になりましょう。
既婚男性が社内不倫に陥る理由
一日の大半を過ごす職場では、出会いも生まれやすいでしょう。独身同士の恋愛ならともかく、既婚者男性から好意を寄せられて不倫関係に陥った場合、さまざまなリスクが伴うようです。『素敵な社内恋愛 悲惨な社内恋愛』(まいか)には、以下のような記述があります。
「社内恋愛と同じように、相手と仕事の苦労を分かちあったり、飲み会の席で意気投合してしまったりして、既婚者でも社内恋愛に発展してしまうことはとても多いです。
実際に自分が既婚者である場合にも社内の人を好きになってしまったり、自分は既婚者だからと気持ちを抑えていても、相手からのアプローチで落ちてしまうこともあるでしょう。
家族と過ごす時間よりも、会社の人とは長く一緒に居ますから、相手の良い所に気付きやすく、また家庭内では男として女として見られていないのに、職場では異性として認識されることへの喜びもあって、社内不倫に発展してしまうケースがとても多くなっています。
さらには一度そのような関係になってしまうとなかなか抜け出せず、最後は泥沼の離婚劇になることも少なくないようです。
社内不倫はばれたときに、人生を左右する位のとても多くのリスクが伴いますので、くれぐれも判断は慎重に。
さて実際、男性からの社内恋愛の経験談を募ったところ、一番多かったのは『不倫』の恋愛でした。」
社内には、同じ仕事に携わる過程で意気投合するなど、恋心が芽生えるシーンが数多くあります。既婚男性との恋愛はいけないことだとわかっていても、気持ちを抑えられない場合もあるでしょう。しかし不倫のリスクを考えて、慎重に判断したいものです。
<参考文献>
『「妻のいる男」の愛し方 強くて綺麗な女になる 新・不倫のルール』(家田荘子)
『素敵な社内恋愛 悲惨な社内恋愛』(まいか)
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