「女嫌いのイケメン」に関する専門家の意見やアドバイス
モテることに慣れてしまったイケメンの心情
一般的にイケメンは「モテることが当たり前」という日常を過ごしているので、女性にキャーキャー騒がれることを面倒だと感じる場合がようです。『面白いほど簡単にイケメンを落とせるようになる本』(イケメンハンター愛華)には、以下のような記述があります。
「イケメンは自分がモテることをわかっています。
だから、『かっこいいですね』とか『私、あなたのファンなんです♡』と言われても、照れたり嬉しそうな表情をしたりすることなく、むしろ若干引いたような感じで『ああ。ありがと。』みたいな返事が返って来るかと思います。
これは照れ隠しでも謙遜でもありません。実際口に出しては言いませんが、『かっこいい?知ってる。』『だから?今更そんなこと言われてどうしたらいい?』って感じです(笑)ちょっと性格悪く思えるかもしれませんが、常日頃、多くの人からそのようなことを言われていると、もうそれは彼にとってはわかりきった事実なわけで、一喜一憂することのほどでも無いのです。
(中略)
こちらが勇気を出して好意を匂わせても駆け引きどころか喜んで貰うこともありません。なんなら、記憶にも残らないかもしれません。
(中略)
そこそこモテるあなたが『○○君ともっと話したいな~、○○君のこともっと知りたいな~』なんて言ったとしたら、普通の男性は『え、そう?じゃあ今度一緒に食事にでも行く?』なんて話になるかもしれません。
しかし、イケメンは自分から女性を貪欲に誘う必要がありません。前項でも話したように女性や人付き合いに若干疲れているので、そこまで女性に興味も執着もないのです。」
このように、自分から声を掛ける必要がないくらい、常にモテモテのイケメンは、「女嫌い」とまではいかなくても、女性に対する関心が薄いのかもしれません。
見た目が良すぎるイケメンゆえの苦悩
第一印象というのは、やはり外見に左右されるもの。誰もが認めるレベルのイケメンならば、容姿の良さから完璧な人物像を期待されることも多く、悩みが尽きないようです。『「なるほど!」とわかる マンガ見ための心理学』(ゆうきゆう)には、以下のような記述があります。
「容姿端麗であると、いろいろな面で有利にはたらきやすいのは事実です。しかし、もちろんよいことばかりではありません。美男美女だからこその苦労もあります。
たとえば、嫉妬されやすいという点。周囲からチヤホヤされるなど、なかにはそれをよく思わない人も出てきます。何もしていないのに陰口を叩かれることもあるでしょう。見ためがよいうえに成績も優秀で、素敵な恋人もいるなど、順風満帆にいくほど妬む人も増えます。美男美女は注目を集めやすく、それゆえに敵をつくりやすいのです。
ほかにも、『外見がよい=能力も高い』というイメージがアダとなり、ちょっとしたミスや悪い面が大きくフォーカスされやすいところもあります。勝手に期待され、勝手にガッカリされるのもつらいものです。
また、小さな頃から容姿を過度にほめられ、期待されて育つと、自分でも完璧を求めるようになることも。容姿に注目されることで、かえって容姿にコンプレックスを抱えやすく、美形なのに自分の外見に満足できず、悩みを抱える人もいます。
(中略)
美男美女に出会うと外見をほめたくなりますが、その手の言葉には慣れているもの。性格や努力など、外見以外をほめるほうが心に響きます。」
このように、見た目が良すぎるせいで、勝手にチヤホヤされたりガッカリされたりすることを繰り返し経験しているイケメンは、人間不信になってしまう場合があるようです。モテるにもかかわらず「女嫌いのイケメン」がいたら、そんな背景を想像するといいかもしれません。
<参考文献>
『面白いほど簡単にイケメンを落とせるようになる本』(イケメンハンター愛華)
『「なるほど!」とわかる マンガ見ための心理学』(ゆうきゆう)
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