「サシ飲みは好意の表れ?」に関する専門家の意見やアドバイス
サシ飲みなら、男性が選ぶお店で好意の度合いが判断できる
サシ飲みや食事など、男性と二人きりで食事する場合、相手が選ぶお店次第で、ある程度、脈ありかどうかわかるようです。『恋愛で2度と失敗しないために知っておきたい男の本音37 男の本音シリーズ』(田端裕司)には、以下のような記述があります。
「サイゼリヤや吉野家も美味しいです。それは間違いありません。サイゼリヤの場合はゆっくり話ができるというのも、魅力でしょう。しかし、こういったチェーン店を初デートでチョイスしてしまう男は、女性を喜ばす気がありません。
まあ、ここでいっか くらいの感じで決めています。つまり、自分の都合で決めているんです。だから、この先、伸びしろがありません。
女性を喜ばせる気があれば、ビジネスでも、クライアントを喜ばせる気があります。人を喜ばせることができる男は、その対価として人望もお金も集まってくるわけです。だから、将来が期待できるんです。
そうは言っても、将来、大成功するとまではいかないかもしれません。けれど、この先もあなたを喜ばそうとするでしょう。
もし、女性が考えることがあるとするならば、初デートでサイゼリヤに連れて行かれても、そこそこ楽しそうにして、相手を喜ばしてしまい、後で不満を誰かに言うということです。
これをやってしまうと、相手の男性は女性の扱いについて、学習できません。あからさまな態度は取れないかもしれないですが、やんわりNGですよと伝えてあげてください。」
男性が選ぶお店には、女性に対する期待値が少なからず表れているようです。二人きりでの食事やサシ飲みでチェーン店を指定してきた場合は、恋愛関係への進展は期待できないかもしれません。
サシ飲みから恋愛関係に発展する可能性は?
サシ飲みともなると、お酒が入った状態で長時間二人きりで会話することになります。自分のことを話し、相手の話を聞き、お互いにいろいろなことを知るきっかけとなるでしょう。『「なるほど!」とわかる マンガはじめての恋愛心理学』(ゆうきゆう)には、以下のような記述があります。
「心理学では、自分の経験や内面について相手に伝えることを『自己開示』といいます。
人と人は、親しくなるにつれて、お互いに内面的な情報を打ち明けていくものです。相手を知ることは、居心地のよさや安心感につながるため、自分や相手の深い情報に関わるほど、お互いに親近感が強まっていくことがわかっています。
逆にいうと、早く親しくなるには積極的に自分の情報を伝えればよいということになります。しかし、単に自分について語るだけでは、『自分大好き人間』と思われかねません。
相手との距離を縮めるためには、悩みや秘密など、弱い部分を見せるほうが効果的です。悩みや秘密を打ち明けられるのは信頼されている証。相手も悪い気はしないでしょう。
また、弱い部分を見せられることで、相手もつい心をゆるめて、同じような情報を伝えようとします。これは『自己開示の返報性』とよばれる心理効果。人は自己開示をされると、その相手に対して自己開示を『お返し』しようとするものなのです。
意中の相手と特別な信頼関係を築きたいなら、会話を積み重ねながら、少しずつ悩みや秘密を共有できる関係になっていくことが大切です。」
ただでさえ、二人きりで会話して、弱みを見せられたら心が緩むものなので、お酒が入るサシ飲みでは、ますます心理的な距離が近くなりそうです。ただの友達関係から抜け出したい相手とサシ飲みをすると、恋に発展しやすくなるかもしれません。
<参考文献>
『恋愛で2度と失敗しないために知っておきたい男の本音37 男の本音シリーズ』(田端裕司)
『「なるほど!」とわかる マンガはじめての恋愛心理学』(ゆうきゆう)
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