カップル直撃!キスする頻度はどれくらい?
会ったときは1時間に1回はする
「彼氏と頻繁にキスをするというわけでもないですが、1時間に1回はしてるかも。キスしたいなと思うタイミングが1時間に1回くらいなんです。」(23歳/女性/アルバイト)
四六時中キスをするわけではなく、1時間に1回程度というカップルです。1時間に1回というとあまり多くもありませんし、ある程度関係も落ち着いています。ですが、1日1回のカップルに比べるとまだラブラブなカップルといった感じですね。
多ければ多いほど良い。何回でもする
「目があったらキスしますし、ほっぺや唇が目についたらすぐにキスをしてしまう。とにかく彼女が大好きで、キスができる距離にいるならいつでも何回でもキスをします。」(21歳/男性/農家)
とにかくキスができる距離に彼女がいれば何回でもキスをしてしまう男性。キスが一番の愛情表現なのでしょう。多ければ多いほど愛情を伝えられると考えているのかも。アツアツのカップルにはキスはしたいときに何回でもするという方たちが多くいます。
セックスをするときだけキスが多い
「キスをするのはホテルで行為をするときだけです。あんまりそれ以外のときにキスをすることはありません。普通のときにするのはちょっと恥ずかしくなりますね。」(27歳/女性/会社員)
キスは普段しないというカップルです。ホテルなどでの行為以外ではキスはちょっと恥ずかしくなってしまう…という理由ですが、意外と分かる方も多いのでは?
ホテルなどでするときはキスは当たり前のようなことですが、普段の生活やデートの中でのキスは何となく改まってしまって恥ずかしいのでしょうね。
挨拶のときにキスをする
「僕たちは同棲しています。おはよう、ただいま、おかえり、おやすみなど挨拶のときにキスをするくらいのものです。」(34歳/男性/看護師)
挨拶のときにキスをするのは、挨拶がキスのきっかけになるから。恥ずかしさも軽減され、キスがしやすくなりそうです。
「理由もなくキスをするのは恥ずかしい」といった理由があるなら、挨拶をキスのきっかけにするとキスを通したコミュニケーションがとりやすいですよ。
ほとんどしない
「キスはほとんどしません。あんまりキスをしたいとは思わないし、ほんとうにたまにするくらいのものです。お互いにキスがあまり好きなタイプじゃないのでいいかなと思います。」
誰もかれもキスが好きとは限りません。キスが苦手なカップルがいてもおかしくはないです。キスがあまり好きではないカップルだと、キスの頻度はやはり少なくなるようです。キス以外の愛情表現もあるので、かならずしもキスは必要ない場合もあります。
彼氏とキスを楽しみ長寿カップルを目指そう
キスの多いカップルは、それだけコミュニケーションをたくさんとれていると捉えてもいいでしょう。コミュニケーションは、カップルの関係を長続きさせるのに欠かせないことのひとつです。
お互いにキスを楽しみながら関係を深め、長く続いていくカップルを目指してください。ときどき普段はしないようなキスを仕掛けてみると、いい刺激になって燃え上がるでしょう。ぜひ、今回ご紹介したキスの仕方の例などを参考にしてみてください。
また、キスから彼氏の心理を想像して、いまどんなことを思っているのか探ってみましょう。彼氏がなにを求めているのか理解できるきっかけになりますよ。
キスに関する専門家の意見やアドバイス
キスをするとストレスが減るって本当?
本文で、彼氏とキスをすることでセロトニンという幸福感をもたらすホルモンが分泌され、ストレスが減るとご紹介しました。実は、ストレスが減るといわれている理由は「セロトニンの分泌」だけではないようです。『「なるほど! 」とわかる マンガはじめての恋愛心理学』(ゆうき ゆう)では、次のように解説しています。
「キスは、カップルの愛情を確かめ 合う、コミュニケーションの一つです。キスをすれば、自分自身が快感 を得ることはもちろん、相手に快感を与える喜びも味わえます。また、キスにはカップルにとって うれしい効果があるといわれています。たとえば、恋人やパートナーとキスをすると、コルチゾールとよばれるストレスホルモンが減少することがわかっています。
つまり、キスにはストレス解消効果もあるということ。ある研究では、毎朝『行ってきます』のキスをする男性は、そうでない男性より約5年長生きするという結果も出ています。」
キスは、セロトニンが分泌されるだけでなく、ストレスホルモンを減少させる効果があるとのこと。長生きするとの結果も興味深いですね。
分泌されるのはセロトニンだけではない
さらに、分泌されるホルモンはセロトニンだけではなく、別のホルモンも分泌され、ストレス軽減に関わっているとしている文献もあります。『科学的に元気になる方法集めました』(堀田 秀吾)では、次のように解説しています。
「(前略) 前項でセロトニンというキーワードを出しましたが、このセロトニン神経をさらに活性化させるのが、オキシトシンというホルモンです。 オキシトシンは、母親が母乳を与えているときに増えることが観察されています。オキシトシンの分泌は、母性愛と呼ばれる行動につながります。(中略)
このオキシトシンが増えると、ストレスが消えて幸福感が増すと言われています。では、オキシトシンが出るのはどんな瞬間なのでしょうか?それは、人とのスキンシップです。たとえばハグをしたり、頭をなでられたり、単純に会話をしたりするだけでもオキシトシンは分泌されます。幼児教育の分野でも、親子間のスキンシップの有無が子どもの性格に大きな影響を及ぼすことが知られています(ちなみに、分泌量が最大限に達するのが性交だと言われています)。」
セロトニンを活性化させるオキシトシンというホルモンがあり、スキンシップにより分泌されるとのこと。もちろん、キスでも分泌されるでしょう。つまり、彼氏とキスをすることで、幸せな気分に浸れるさまざまな変化が身体の中で起こっているということですね。
キスの相性でセックスの相性もわかる?
キスをすることで幸せな気持ちになれるとはいっても、誰でもよいというわけではないでしょう。『SHIMIKEN's BEST SEX 最高のセックス集中講義』(しみけん)では「唇は「第二の性器」とも言われます。」として、キスの相性に関して次のように解説しています。
「サルのお尻は赤いことで知られていますが、人類がまだサルだったころ、お尻の赤さで発情期を示していました。しかし、二足歩行になってお尻が見えなくなり、発情期がわかりにくくなったため、 唇が赤くなったと言われています。唇を縦にしてみると、すごく女性器に似ていますよね。(中略)
人によっては『性行為はしてもいいけど、キスは好きな人としかしたくない』と言う人もいます。それだけ人はキスに思い入れがあるのです。キスをするだけで、その相手との相性がわかり、キスをしてイヤではない、もしくは予想以上だとなれば、その後のセックスはすばらしいものになるでしょう。」
なかにはセックスよりもキスを大切にしている人もいるほど、そして、キスだけでも相手との相性がわかるほど、キスは重要な行為ということですね。キスをすることで幸せな気持ちになれるとご紹介しましたが、もちろん誰とでもその気持ちが味わえるわけではありません。幸せな気分にしてくれる相手のことは、精一杯大切にしたいですね。
<参考文献>
『「なるほど! 」とわかる マンガはじめての恋愛心理学』(ゆうき ゆう)
『科学的に元気になる方法集めました』(堀田 秀吾)
『SHIMIKEN's BEST SEX 最高のセックス集中講義』(しみけん)
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