「最初から遠距離」に関する専門家の意見やアドバイス
最初から遠距離恋愛になるケースとは?
最初から遠距離恋愛になるケースには、どのようなものが考えられるでしょうか。最近は出会い方が多様化しているため、ひと昔前には考えられなかったケースもありそうです。『遠距離恋愛推進委員会:遠距離恋愛の悩み全て解決いたします』(キコ・アンジェリーナ)には、以下のような記述があります。
「昔むかし、大昔、付き合い始めがすでに遠距離でそのまま恋愛……というのはほとんどない時代でございました。どうしても出会ってしまったケースとして雑誌の文通コーナーか親のすすめのお見合いか、会社の別支店の人と仕事のやりとりや社員交流をしているうちに付き合い始めた、『BANDやろうぜ』のメンバー募集くらいでしか出会わなかった(はず)です。
しかし、SNSやオンラインゲームやマッチングアプリ全盛期の昨今ではウェブを使った出会いにあふれていますね。先に書いた大昔の出会いの方法でいまもメジャーなのは会社関係の出会いくらいではないでしょうか。
今でこそ、そういったネット婚活やネット出会いが主流となっていますが昔は付き合ったその瞬間から遠距離恋愛というと
『その人本当に大丈夫?』同じ会社の人や会社関係の人ならばまだしもあまり知らない間柄なのに付き合いが始まってしまったときは周りからは本当に心配されます。なぜ心配するかというと、その人の普段をしらないからですよね。知人の紹介や、同じ会社の別支店の人とならば噂や仕事への姿勢、同僚からの噂で何となくの人となりや普段の私生活をかいま見ることができます。
しかし、手紙やメールだけのやり取りで知った気になっている人でもその本人情報は本当なのかどうか。年齢や職業、家族構成は本当なのかどうか。
それは昨今のSNSや掲示板、オフ会などでの出会いにといても言えますけれど。
むしろ、気軽に遠方の人と出会えるようになった今の方が、ごまかしたり虚偽のプロフィールというものを作りやすくなってきている時代に突入しましたね!
私の知り合いにもネットゲームで意気投合して仲良くなって実際会うに至り、京都から名古屋間の遠距離恋愛を実らせて最近同棲に至ったカップルがいます。どうやら子供ができたかもしれないというところまで……。
しかしその彼女は結構気分に波があるらしく、優しいときとぶち切れの時の周期が約2週間おきにやってくるとかなんとか。
こういう性格の波は、近距離恋愛だとすぐに見抜くことができて、それでも好きだ!となればおつきあいが続き、結婚、となります。
遠距離恋愛だと、会っている時間だけ猫かぶっていればあとはばれることがなく、さあ結婚もしくは同棲!となったときに性格がばれてしまい『それでもお前が好きや~』となればいいのですが、やっぱり無理だ別れようとなったとき、どちらかの所まで仕事を変えてまで引っ越ししてきたのに……と修羅場が待ち構えております。
交通網が発達し、出会いの多様化もともなって遠距離恋愛がしやすい世の中ですが、その分、リスクもふえてきているのかもしれませんね。」
このように、SNSやオンラインゲーム、マッチングアプリなど、ウェブを介して知り合った男性とは、最初から遠距離恋愛になってしまうケースもあるようです。会社などで出会った相手とは違い、素性がよくわからないといったリスクもあるため、少しは警戒したほうがいいかもしれません。
最初から遠距離恋愛だと、恋人ができたという実感がわきにくい
最初から遠距離恋愛だと、いざ交際に発展しても、恋人ができたという実感がわきにくいかもしれません。『遠距離恋愛で 幸せになる人 不幸になる人:遠距離がうまくいく5つの準備と9つの破局原因』(女性心理研究会 関西支部)には、以下のような記述があります。
「遠距離恋愛をしていても、恋人だと実感できることをしていればいいかもしれません。
しかし、恋人だと実感できる機会に乏しいと、付き合ってはいても違和感が出てきます。『本当に付き合っているって言えるのだろうか?』と。
付き合っているのだから恋人なのは当たり前とはいうものの、恋人だと実感できることがあまりなければ、むなしいです。
遠距離恋愛をしているなら、自分たちは恋人なんだ!とハッキリ実感できることをしたほうがいいのです。
時にはロマンティックなところでデートし、記念日をお祝いするなどして、ザ・カップル的なことをしていれば恋人の実感がわくでしょう。
遠距離恋愛で会う頻度が減り、付き合っている実感がわかないと、付き合っていても仕方ないなー、お互いいてもいなくても同じだなーと感じてきます。
こうした感覚が、交際へのモチベーションを下げてしまうのです。
(中略)
残念な結果ですが、遠距離恋愛で自然消滅してしまうカップルもいます。
遠距離恋愛をしているうちに、お互いを必要としなくなってしまいます。もしどちらかでも必要としていれば、定期的に声をかけてデートに出かけ、付き合いは続行していたでしょう。
しかし、お互いが必要としていなければ、どちらも声をかけず、会わなくなります。どちらかが『会おうよ』とアクションを起こせば続きますが、二人とも気乗りしないならアクションはなくなります。ただ連絡をとっている男女になってしまいます。
会わないならただのメル友になってしまいますね。それでは付き合う意味はないと感じ、いつしか連絡さえとらなくなってきます。」
積極的に連絡をとる、会えるようなら会う、節目やイベントには「ザ・カップル」のようなことをするなど、お互いに恋愛をしていることを意識できるようにして過ごすと、最初から遠距離恋愛でも長続きするでしょう。
<参考文献>
『遠距離恋愛推進委員会:遠距離恋愛の悩み全て解決いたします』(キコ・アンジェリーナ)
『遠距離恋愛で 幸せになる人 不幸になる人:遠距離がうまくいく5つの準備と9つの破局原因』(女性心理研究会 関西支部)
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