片思い中の人に会えない…気持ちの対処法＆アプローチ方法を紹介！ (9/9)

「会えない片思い」に関する専門家の意見やアドバイス

なかなか会えない男子校の子に恋をした！

通学中の電車でたまに見かける男子校の子など、なかなか会えない相手に恋した経験のある女性もいるでしょう。いつか話すチャンスに恵まれたとき、魅力的だなと思ってもらえるよう、男子校の人がどういう女性を好む傾向にあるのか、知っておきたいところです。『振り向いてくれない彼に1ミリも迫らないで恋に落とす本』（ぐっどうぃる博士）には、以下のような記述があります。

「（前略）
最後に、男性を分類する3つ目が『男子校系』と『共学系』です（雑誌『anan』の特集で使われていた言葉を拝借し、僕の独自の見解を加えて使っています）。

男子校系の男性とは、『女性らしさを重視している男性』を指します。実際に男子校出身かどうかは関係ありません。
彼らにとって、女性は異世界の存在です。最も大切に扱っているときはお姫様。最もひどく扱っているときは性欲処理のおもちゃです。いずれにしても、女性は仲間ではありません。

彼らは、『女性はこうあるべきだ』と決めています。ある男子校系の男性は、女性にはミニスカートを履いてほしいと思い、別の男子校系の男性は、ふしだらなのでミニスカートは履いてほしくないと思っています。男性によってこのように好みは違うのですが、共通するのは、一貫して『女性はこうあるべきだ』という見方が決まっているということでしょう。

彼らは自分たち男性にも『こうあるべきだ』と決めています。男性はレストランでは女性を奥に座らせるべきだ、男性が道路側を歩くべきだ、男は泣かないといったことです。
この文章を読んで『彼ってそうかも』とピンとくるなら、男子校系ということです。
男子校系の男性を好きにさせるには、彼らが望む女性像に近づけていくことです。彼らはすでに好きな女性のファッションや立ち居ふるまいが決まっています。目の前の女性を見るときには、自分の好みにどこまで近いか判断しているので、それに近づけるのです。

彼らのうち、『察する能力が低い男性』は、テレビに好みのアイドルが出ていれば、こんな女性がタイプといってくるでしょう。あるいは同僚の女性を見て、こういうのは女性としてどうかと思うと批判しているはずです。

男子校系には、どういうところがタイプなのか、どういうところがダメなのかを聞けば、それが好きにさせるヒントになります。」

同年代の女性と関わる機会が少ない男子校系の男性は、男女関係について「こうあるべきだ」とはっきりした価値観を持っている場合が多いようです。たまにすれ違う程度の関係であれば難しいかもしれませんが、友達との会話に耳を澄ますなどして、手がかりを探してみましょう。

なかなか会えない彼……LINEやメールの返信も来ない理由

片思いをしている最中は、なんとかして大好きな彼とつながっていたいと思うもの。なかなか会えないのはともかく、LINEやメールを送ったのに反応がないと不安が募ります。相手はなぜ、返信をくれないのでしょうか。『大好きな人が振り向いてくれる本：ムリめの彼・気のない彼・愛が冷めた彼』（ANNA）には、以下のような記述があります。

「1．二人の距離感やメールのペースを、無意識で調整している（本人の意識では『気分』）
2．いそがしいので文面を考えることをふくめ、返事をする余裕がない
3．ほうっておいてもあなたからくるのがわかっているので、あとまわしにしている
4．あなたを好きにさせたいので、駆け引きでわざと遅らせている
5．あなたが駆け引きをしていると思っているので、しかえししている
6．あなたを好きで失敗したくないので、文面を考えすぎたり、緊張しすぎて出せない
7．あなたのことが眼中にないので、メールがきたのを本気で忘れている
8．あなたと縁を切りたいので、あえて返事をしない
9．携帯をかえた、病気や事故で入院した、海外にいっているなどで読んでいない

まあ、なんともせちがらい話ですが、だいたいこの中のどれかでしょうか。
リサーチしてみると、やはり男性も好きな女性にたいして、『自分からばかり出している』『きらわれているのかなあ』などと、すごく考えてしまっているのですよね。

1～6の場合、あなたとの関係を切るつもりではないので、そのうち連絡がとれるでしょう。
7と8の場合はきびしい状況ですので、押さずにまずは対等をめざしましょう。
1の場合、メールのラリーが長くなりそうだと、気軽にあなたに返信できないことも。
2の場合、彼からメールがほしかったら、くるまで出さずにいること。あなたが出さない人だと思えば、彼が出すようになります。
また、彼のプライドをくすぐる、彼が思わず、すぐ返事をしたくなる話題にするなど、彼がもっとほしくなるような、『彼のツボメール』を日々研究していきましょう。
4の場合は、しかえし合戦になってはいけません。彼からしかえしの気配を感じたら、『返信おそくなってごめんなさい。メールから元気もらったよ。ありがとう』のように、返事がおそいことを自覚しているのをあらわすだけでも、彼の感情はすごくやわらぎます。

そしてどの場合にしても、返事がないのに次々とメールをしてはいけません。
ガツガツしているように見えて彼はあとずさりしますし、返事をせかされているようで負担に感じます。必死な感じが、あなたのステータスをいっきに下げるのです。」

LINEやメールの返信がこないからといって、焦って何通も送ってしまってはいけません。思い悩んでいても自分ではどうすることもできないので、上手に気持ちをコントロールするしかないしょう。

＜参考文献＞
『振り向いてくれない彼に1ミリも迫らないで恋に落とす本』（ぐっどうぃる博士）
『大好きな人が振り向いてくれる本：ムリめの彼・気のない彼・愛が冷めた彼』（ANNA）