電話が怖いと感じる原因
どうして電話を怖いと思うようになったのかその原因をみていきましょう。
そもそも電話に慣れていない
電話を怖いと思う原因には、そもそも電話に慣れていないということが考えられます。
携帯が普及して以来、固定電話を持たない人も増え、スマホ世代ではもはや電話機能さえ使ったことがないという人もいます。
SNSやメールにLINEですべて事足りてしまうので、わざわざ電話をする必要がないのです。
昔であれば電話をかけるときのマナーは小さいころからある程度親から学びますし、家に電話がかかってくることも多いため、生活の中で自然に電話を受けることに対して慣れていくものでした。
今はそこがごっそりと抜け落ちてしまっているので、電話という慣れない行為を怖いと思ってしまうのでしょう。
相手の表情が見えず、感情が読めない
電話を怖いと感じてしまう原因の一つに、会話する相手の表情が見えなくて不安になるということが考えられます。
LINEやメールでも確かに同じようなことがいえますが、LINEやメールでは相手の言葉に対して考える時間がありますよね。
どのように返信したら好感を持ってもらえるのか、クスっと笑ってもらえるのか、どんなスタンプを使おうかなどある程度考えられますから、相手の表情が見えなくても予測しながらチャットできますよね。
しかし電話では相手の表情は見えないうえに、考える時間も与えられないので、頭の中でリハーサルができません。
相手の気持ちを考えてしまうと空回ってしまったり、次の言葉が出なくなってしまったり、そんな経験が重なって電話が怖いと思ってしまうのです。
電話での言葉遣いが分からない
電話での言葉遣いが分からないために、どうしても電話になると緊張してしまうという原因もあります。
電話をする機会が減ってしまったため、「電話=友達と電話する」というよりも、お店や病院の予約、または会社に連絡するときのほうが多いのではないでしょうか。
そうすると困るのが言葉遣いです。特に学生や新社会人では、親や先生以外の大人と接する機会が少なくどんな話し方をすればよいのか、そこから不安に感じてしまいます。
電話でうまく伝えられないことや、敬語に困って噛んでしまったり、何度も言いなおしを繰り返したりすることで「どうしてこんなに面倒なのか」とトラウマになってしまうのです。
電話の聞き逃し・聞き間違いが怖い
電話を怖いと感じてしまう原因は、電話の聞き逃しや聞き間違いをした経験があるからだという場合もあります。
仕事での電話や手続きに関する電話などは、重要な情報がたくさん入ってきます。
しかし、うっかりしていると聞き逃してしまったり、聞き間違ったりして失敗や二度手間の原因につながります。
また元々コミュ障の人は、たとえ電話の内容が分かりにくかったとしても、聞き直すほうが恥ずかしいようで、聞かずに電話を終えてしまうことが多々あります。
そうすると電話をきちんと聞き取れなかった経験から「電話が怖い」と感じるようになるのです。
クレームの電話だと思ってしまう
お客様担当部署や電話受付を仕事にしている人は、電話そのものが仕事に直結するが故に、電話を怖いと感じることがあるようです。
特にテレフォンショッピングやクレーム対応など、常にお客様と電話を通じて仕事をしている場合、様々な言いがかりをつけられることもあるでしょう。
結果として、プライベートの電話でも電話が鳴るたびにビクっと過剰反応してしまうことがあります。
ある種の職業病ですが「怖い」と思う背景には、ある程度のトラウマが隠れていますから、休日は電話から解放されたいと思うのも無理はありません。
自分の時間を邪魔された気分になる
電話が怖いという気持ちの中には「自分の時間を邪魔されたくない」という強い気持ちが隠れている場合もあります。
たとえば純粋に自宅で好きな音楽を聴きながら、楽しみにしていた本をじっくり読んでいるときに電話がかかってくると、多かれ少なかれ自分の時間を邪魔された気分になるでしょう。
特にプライベートを一人で楽しみたい「おひとりさま族」にとって自分の時間を邪魔されることは避けたい事案です。
そのため電話がかかってくると、「自分の時間を邪魔される怖さ」から着信音さえも怖いと感じてしまうことがあるようです。
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