「セックスの練習」に関する専門家の意見やアドバイス
まずは「感じやすい場所」を知ろう
大好きなカレと最高の体験をするために、セックスの練習をしたいと考えている人も少なくないでしょう。『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』(宋美玄)には、以下のような記述があります。
「恋人に触れられれば身体のどこでも性感帯になる可能性があるとはいえ、もともと感じやすい場所、感じにくい場所というのがあります。
それを見極めるヒントは、神経が多いか少ないかです。
(中略)
背中や二の腕など、神経が少ない場所は、感じにくい傾向にあります。
実は、女性の乳房やおしりも、これに該当します。ほとんどの男性にとって見るのも触れるのも大好きな”おっぱい”ですが、むやみに触れられるだけではあまり気持ちよくないのが女性の本音……。ただし、例外はあります。それは、たしかな愛情を感じるときです。自分の身体で最も女性らしい部分が愛する男性の手や唇で愛されているという実感によって、女性はエロティックなムードになり、快感を覚えるのです。
男女とも、最も敏感で最も気持ちよくなれる性感帯とは、言うまでもなく”性器”です。」
このように、男女ともに最も敏感な場所は性器ですが、ほかにもいわゆる性感帯は存在するようです。自分で触ってみて神経が細かく通っている場所を確認しておくと、セックスの練習になるかもしれません。
セックスを楽しむためのトレーニング
セックスをもっと楽しみたいという女性は、自分の体を知る必要があるでしょう。『女性の幸せSEX講座~彼のSEXが上手いのも下手なのも、実は女性が鍵を握っている~』(清水雅也)には、以下のような記述があります。
「けっこう有名ですが、アメリカのアーノルド・ケーゲル医師が考えた、膣の筋肉を発達させ締まりの良い性器にする方法を紹介します。
『ケーゲル運動法』
【1】大またで歩き、肛門と膣周辺の筋肉が活発に収縮、弛緩が繰り返すよう習慣づける
【2】歩行中や立居のときに肛門を締めたり、ゆるめたりして、膣周辺の筋肉も活動させ鍛える。
【3】ペニスが挿入されたときには膣を意識的に収縮、弛緩させてみる。
【4】排尿時には途中で何度か排尿を止めてみる。
【5】一人エッチの時など、膣に指を挿入し、膣を収縮、弛緩させて膣の変化を感じる。締まる時の力の入れ方や感覚をつかむ。
この『ケーゲル運動法』は骨盤まわりの筋肉も一緒に鍛えることができるので、スタイルを維持する効果もあります。
いつまでもきれいなスタイルを保つことができ、パートナーも喜ばせることができる名器にできるのならやってみる価値はあるでしょう。
ようは性器周辺の筋肉を鍛えることと、どういう風に力(意識)を入れたらアソコが閉まるか感覚を掴むことです。
(中略)
何度イッても満足できないという女性もいます。
そういう人は深い絶頂を感じてみると良いでしょう。
これは男性側に向けて書いた方が良いと思いますが、一応仕組みとして女性も知っていると為になります。
イキそうになる直前に愛撫をやめてもらうことを何回も繰り返すと、女性は身体の奥からオーガズムに対する欲求が高まっていき、イッたときには深いオーガズムを感じることができます。
オーガズムへの解法のエネルギーを溜めていく感じです。
一応、一人エッチでも出来るのですが、一人エッチでは身体的に快感の強い深いオーガズムになり、セックスでの幸福感も混ざる深いオーガズムとは違いがあります。
一人エッチをしている女性が寸止めを繰り返してからイッている動画を見たことがありますが、痙攣の仕方が凄かったです。」
このように、セックスをさらに気持ちの良いものにするためには、筋肉を鍛えたり、快感をつかむ練習をしたりするといいようです。自分にできることから試してみてはいかがでしょうか。
<参考文献>
『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』(宋美玄)
『女性の幸せSEX講座~彼のSEXが上手いのも下手なのも、実は女性が鍵を握っている~』(清水雅也)
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