「久しぶりのセックス」に関する専門家の意見やアドバイス
久しぶりのセックスでは、痛みを感じることも
久しぶりのセックスでは女性が痛みを感じたりすることもあるようです。では、久しぶりのセックスで気をつけたほうがいいのはどんなことなのでしょうか。『人生最高のセックスに出会いたい貴方へしみけんが教える56のルール』(しみけん)には、以下のような記述があります。
「しばらくセックスをしていなかった女性は、挿入したときに痛みを感じたり、セックスのあとに性交痛を訴えたりすることも少なくありません。これを防ぐためには、男性側ができるかぎり相手のリアクションを観察し、心のコネクトをすることです。
十分な愛撫、女性の緊張とカラダをよくほぐす、アソコが濡れているかをチェック。挿入したあと、少しでも女性が痛がったら、無理に続けずに動きをストップ。その状態で『膣を絞めたりゆるめたりして』と女性に伝えて膣のストレッチ。女性側は深呼吸をして、力の入っている脚の力を抜く。それから挿入を続けましょう。顔の見える正常位がオススメです。挿入したらすぐにピストンを行わず、10秒ほど制止するのもポイント。こうすることで、膣がベニスの形を覚えようとします。女性の性交痛予防とともに気持ち良さも増します。相手のリアクションを見て、ストロークは短く、動きは小さく、徐々に動いていきましょう。」
久しぶりのセックスなら、あらかじめそれを男性に伝えたほうがいいかもしれません。
久しぶりのセックスに備えて、ボディメンテは万全に!
久しぶりのセックスだと、ボディメンテがおざなりになっている可能性があります。相手にがっかりされないためにも、プロポーションには磨きをかけておきたいところです。『美人の正体外見的魅力をめぐる心理学』(越智啓太)には、以下のような記述があります。
「外見の魅力といった場合重要なのは、もちろん顔だけではありません。『抜群のプロポーション』などの言い方があるように、ボディつまり身体形状も重要な要素になってきます。女性が、あるいは男性も、いつもダイエットとシェイプアップを気にかけているのは、この要素の重要性を知っているからだと考えられます。
では、魅力的なプロポーションというのはどのようなものなのでしょうか。この問題について研究者の関心を集めた重要な研究にシン(1993)の研究があります。
彼はまず、1920年代から最近までのミス・アメリカと『プレイボーイ』のセンターフォールドの女性のプロポーションについて年代別に検討してみました。すると、体重などは時代とともに大きく変化し、軽くなってきているにもかかわらず、WHR(Waist-HipRatio)つまり身体のウエストとヒップの比率、いってみればウエストがどのくらいくびれているかどうかの値はきわめて安定していることを見いだしました。これは時代を超えて身体形状の美しさを規定するものが、体重よりもむしろウエストのくびれであることを意味しているのではないかと、彼は考えました。
そこで彼は、さまざまなプロポーションの女性の線画を男性に見せて、その魅力度を評定させる実験を行うことにしました。
(中略)いずれの体重条件においてもWHRが身体的魅力に高い影響を与えており、WHR=0.7のときに魅力が最大になっていることがわかります。もちろんもっとも人気があったのは標準の体重である120ポンドでWHRが0.7のときですが、体重が重い群でも軽い群でもWHRが結果に大きく影響していました。
(中略)シンの実験で用いられたのは線画の女性でしたが、実際の写真を用いて同様の効果が生じるかを検討したのがヘンス(2000)です。彼は、雑誌やネットから魅力的な女性のポートレートを持ってきて画像処理でWHRを加工し、ウエストがくびれた画像、普通の画像、ウエストがあまりくびれていない画像を作成し、やはりこれらの写真について魅力度を測定しました。その結果、やはりウエストがくびれた写真がもっとも魅力的だと判断されました。」
抜群のスタイルを求める必要はありませんが、ウエストのくびれなど、プロポーションに磨きをかけておくと、久しぶりのセックスでも自信をもって挑むことができるでしょう。
<参考文献>
『人生最高のセックスに出会いたい貴女へ しみけんが教える56のルール』(しみけん)
『美人の正体 外見的魅力をめぐる心理学』(越智啓太)
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