「40代女性の魅力」に関する専門家の意見やアドバイス
40代以上の女性は「自分に似合う色」を意識すべし
年齢を重ねるごとに、「この色はもう自分には似合わない」と決めつけてしまう女性は多いでしょう。40代といえば、そろそろ地味になりがちな世代ですが、その中でも魅力あるように見えるのは、自分に似合う色を知っている人かもしれません。『CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える いつまでも魅力ある女性の秘密』(蒼井凜花)には、以下のような記述があります。
「(前略)
街で見かける40代以上の女性に対して、残念だなと思う項目の筆頭に『ダークカラーが多すぎる』があげられます。たしかに、オフィスでは、ダークカラーを含むベーシックな色は常識的とも言いきれますし、ほかの服とも合わせやすい。
なによりも、先ほど述べた『なりたい自分』に『クール』などがあれば、ダークカラーは最適です。
しかし、ただでさえくすみ始めたオトナ肌に暗い色ばかりをまとうと、地味で老けた印象が否めません。ときには、肌色が美しく見える鮮やかな色をまとってみてはいかがでしょうか?
なぜ私がきれいな色にこだわるかというと、高級クラブでは、男性客のスーツと同化し、ビジネスシーンを思い起こさせる黒・紺・茶色などをNGとしている店が多いからです。
ホステスたちは顔映りがよく、お客さまに『非日常』を味わってもらえる華やかな色使いのファッションで接客にいそしみます。
(中略)
これをまとめると、『赤を身に着けた女性のほうがセクシーで魅力的。デート(セックスも)したいと思わせ、お金をたくさん使ってもいい』という回答が出ています。
この『赤』のエッセンスはぜひ取り入れたいですね。
赤が苦手なら、ピンクもOK。
ピンクは女性らしさを感じさせる色ですし、やさしい印象に見せてくれます。
海外の暴動が多かった刑務所の壁の色をピンクにしたところ、暴動が激減したというデータもあります。色は、人の心理に大きく影響するのですね。
さらに、赤は差し色でもOKです。
赤に抵抗がある方は、トップスだけ、スカートだけ、差し色のみなど、取り入れやすいところから始めてみましょう。
赤いストールやピンクのスカーフ、あるいはブローチなど、小物で取り入れてもいいですね。
控えめな分量でも、赤は男性の無意識に働きかけてくれます。女性を魅力的に見せ、お金を使ってもいいと思わせ、親切にしてくれるのです。」
このように、派手な色を避ける年代に差し掛かったころに、あえて赤やピンクを取り入れると、周囲と差が付き、余計に華やかに見えるのではないでしょうか。
加齢を武器にして婚活できるケースもある
結婚したいと思っているのに、未婚のまま40代を迎えた女性は、縁がないことを年齢のせいにしがちなもの。しかし一方で、加齢を武器にして婚活できることもあるようです。『オクテ女子のための恋愛基礎講座』(アルテイシア)には、以下のような記述があります。
「女は加齢によって結婚市場での価値が下がる、と言われすぎて中耳炎になりそうな世の中ですね。実際、子どもを望む男性は大抵35歳以下の女性を希望するし、30過ぎた女と付き合うとすぐ結婚を迫られるんじゃと及び腰になる男性も多い。よって『本気で結婚したいけどまだ本気出してないだけ』というアラサー女子には『今すぐ本気出せ』と言います。そしてアラフォー女子には『加齢を武器にせよ!』と右手を心臓にあてて叫びます。
周りを見ても、加齢を武器にして幸せな結婚をした女性たちがいます。たとえば『年をとって経験値が高くなると男に求めるものが高くなる』と言われるけれど、逆パターンも多い。若い頃はこじゃれたレストランで男にエスコートされるのが嬉しかったけど、年をとるとそれがナンボのもんじゃと思うようになり『ファミレスでも楽しく話せる相手がいい』に変わったりとか。
加齢の最大のメリットは、男に完璧を求めなくなること。若い頃はdemanding(欲求過多)で『ありのままの私を受け入れて』と望みつつ、男には『理想どおりになって』と望みがちですが、年をとると『自分も完璧じゃないように相手も完璧じゃない』と悟りを開き、ありのままの相手を受け入れられるようになる。男女共にありのままの自分を肯定してほしいと強く望んでいるため、これは強力な武器になります。
とはいえ『加齢してもわらわは姫!姫扱いしたもれ!』と年食ったかぐや姫みたいな女もいて、これは始末に負えないので『そうですか、頑張ってください』と言うしかない。
(中略)
若い時は『グイグイ引っ張ってくれる人がいい』と夢見ていた女も、アラフォーになると『いや私が行きたいのはそっちじゃねえし!』と揉める原因になります。片方がリードする・される関係じゃなく、二人で並んで歩いていける関係がベストだと気づく、それが加齢のすばらしさかもしれませんね。」
このように、結婚市場において加齢はデメリットになるかと思いきや、相手に対して高望みしなくなったり、対等に付き合える関係を構築できたりするという意味では、大きな武器になるようです。もう40代だからと年齢のせいにして諦めるのはやめましょう。
<参考文献>
『CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える いつまでも魅力ある女性の秘密』(蒼井凜花)
『オクテ女子のための恋愛基礎講座』(アルテイシア)
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