セックスの回数に関する専門家の意見やアドバイス
もっとしたいなら女性からアクションを!
セックスの回数について悩んでいるけど、自分からは言い出せない…と思っている女性は多いはずです。エッチな事を自分から言い出すのは恥ずかしいですよね。しかし、『ずっとずっと愛し合いたい』(宋 美玄)という本には、以下のように書いてありました。
「セックスレスを防ごうと思ったら、女性から積極的に取り組んだほうがうまくいくことが多いともいえます。なぜなら男性は、セックスに関してとてもセンシティブで傷つきやすい。
そのうえ、女性の思いをくもうとする心配りに欠けるからです。どんな男性にも、多かれ少なかれ、その傾向が見られます。はじめから割り切って、『男を見切って』、女性か ら主体的にアクションを起こしてみても良いと思います。」
見切る、と書いてあるとなんだか気が引けてしまうかもしれませんが、セックスを前向きに捉えた上で、2人の関係をいつまでも温かく保つためには必要なアクションと言えるでしょう。
回数が少なくなる原因は同棲!?
『ずっとずっと愛し合いたい』(宋 美玄)には、セックスの回数が少なくなる理由についても書いてありました。
「セックスレスの原因の圧倒的第1位が同居(結婚)です。いつでもできるし、いくらでも時間がある。これが大きな落とし穴といえます。
独身時代のように、待ち合わせしてデートする非日常性はないし、時間制限もなし。ふたりの間に緊張感はなくなり、セックスに対するモチベーションは下がります。『いつでもできる』=『今日しなくてもいい』となってしまうのです。」
これを読んで思わずドキッとしてしまう人もいるでしょう。そしてドキッとした大体の人は、パートナーとそれなりの期間を共に過ごしているはずです。
これは言い換えれば「飽きが来てしまった」ともとれますよね。いつも一緒にいる相手との間にドキドキがなくなってしまうのは、仕方の無いことかもしれません。
だからこそ、ラブラブでいるための努力は必要だと言えます。たまには非日常的な雰囲気の中でデートをしてみましょう。それだけでも充実したセックスができるかもしれませんよ。
オナニーは「性欲認識」に必要
3つめのアドバイスも、『ずっとずっと愛し合いたい』(宋 美玄)からご紹介します。それは、オナニーの大切さです。
男性は定期的に精液を出さないと溜まってしまいますよね。だからオナニーが必要なのです。では女性はどうでしょうか。精液が溜まることは無いからしなくても良いのでしょうか。答えはNOです。
「自分の性欲を意識するため、イクことを忘れないために、マスターベーションは大切なのです。自分の好きなやり方で快感を身体に覚えさせると、パートナーとのセックスでもイキやすくなります。」
この件について同書では上記のように説明していました。性欲を意識すれば、女性が積極的に男性をエッチに誘う事もできるようになるはずです。また、イキやすくなるのはとても嬉しいですよね。
セックスは愛情確認
「セックスは本来、子孫繁栄のためにあるものですが、現代ではパートナーとの愛を確認するためのコミュニケーションとして機能している、と考えているのは私だけじゃないはずです。」という一節は、『ナカイキしたい二人のためのロジカルセックス』(牛山 幸)に書いてありました。
特に女性はこのように考えている人が多いのではないでしょうか。どれだけ気持ち良くなれるか、どれだけテクニックを駆使できるのかといった事が大切なのではなく、愛し合う2人のためのコミュニケーションとして、セックスは欠かせないのです。
そう考えると、一晩にどれだけエッチができるのかというのは、そこまで重大な事ではありませんよね。回数=愛ではないからです。お互いの気持ちがしっかりと伝わっているのなら、たった1回のセックスでも充分でしょう。
セックスは愛
最終的にセックスにおける最も大切な事は「愛」です。これは様々な著書に書いてありました。
中でも『女が本当にしてほしいセックス』(田辺まりこ)には「本書の中で繰り返しお伝えしているように、女性が本当に感じるセックスの要は愛です。
どれだけのテクニックを用いたとしても、女性が感じるために必要なものは「愛」なのです。たくさんの回数セックスをしたからといって満足する訳ではありません。とても深い愛につつまれたセックスを1回でもすれば、それだけで女性の性欲は満たされていくのです。
<参考文献>
『ずっとずっと愛し合いたい』(宋 美玄)
『ナカイキしたい二人のためのロジカルセックス』(牛山 幸)
『女が本当にしてほしいセックス』(田辺まりこ)