励ましの言葉でNGな言葉とは?
励ましたいという気持ちで掛けた言葉でも、相手の傷をより深くしてしまうこともあるため、言葉選びは重要です。
ここでご紹介するNGな励ましの言葉は、誰が言われても不快に感じる言葉です。大切な人に励ましの言葉を掛ける前に必ずチェックしてくださいね。
頑張っている人に対して「がんばれ!」
頑張っている人に「がんばれ!」という言葉をかけるのはやめましょう。これは相手に「まだ頑張っていない、もっと頑張らないとダメ」という意味で伝わってしまう可能性があります。
励ましたいときの定番の言葉なのでつい言ってしまいがちですが、すでに頑張って努力した結果落ち込んでいる人に対しては、「がんばれ」ではなく「がんばってたよ」「挽回できるよ」という言葉で励ましてあげましょう。
また、頑張り過ぎている人には「頑張り過ぎだよ」「息抜きしながら行こう」などの言葉をかけて励ましてあげると良いでしょう。
「私もその時辛かったなぁ」と自分の話をする
落ち込んでいる人の話を聞いているのに、「私もそういう時あったよー、辛かったなぁ」と自分の話を始めるのはNGです。
似たような状況であっても人それぞれ感じることは違うため、自分の経験談を話すことで励ますことはできません。それどころか「だから何なの?」「全然状況が違うし!」「私の気持ちなんて分かるはずない!」と腹立たしく思われてしまう可能性が高いです。
辛いことがあって落ち込んでいる人は、心に余裕がありません。小さなキッカケで不快感を抱きやすいので、言葉選びや話題選びには注意が必要です。
無責任な「何とかなるよ」
落ち込んでいる人を励ましたいと思ったら、なるべく前向きな言葉をかけてあげたいですよね。しかし、無責任な言葉はよくありません。特に軽いノリで「何とかなるよ!」と言ってしまうと、「結局他人事なんだ…」と感じさせてしまうかも。
大切な人を励ましたいのなら、無責任な「何とかなるよ!」という言葉ではなく、具体的にこの先どうしていくかを一緒に考えてあげましょう。気持ちを共有して一緒に考えることで、より深い信頼関係を築くことができるはずです。
何度も「分かる!」と言う
自分の気持ちを理解してもらえたり共感してもらえることは、落ち込んでいる人にとって嬉しいことです。しかし、話を聞きながら「分かる!だよね!」と何度も言われると、「ちゃんと聞いてる?」「いや、分からないでしょ」と不快に感じるものです。
気持ちを理解することと相手に同調することは違います。気持ちを理解することは「そうだったんだ、辛かったね」と相手の気持ちに寄り添うことです。分かったつもりで「分かる!分かる!」と言うことは、気持ちを理解しているということではないのです。
似たような辛い経験があったとしても、相手の辛さと全く同じということはありません。まずは相手が辛かったことを聞いて、気持ちに寄り添ってあげてください。
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