「オーラのある女性」に関する専門家の意見やアドバイス
プロポーションが整っていると「オーラのある女性」に見える!
プロポーションが整っている女性には、遠目に見ても「イイ女感」が漂っているものです。この手の女性は、顔面だけの「美人」に比べて、オーラや貫禄を感じさせるのではないでしょうか。『美人の正体 外見的魅力をめぐる心理学』(越智啓太)では、魅力的なプロポーションについての記述があります。
「(前略)ここまで主に扱ってきたのは顔の魅力の問題でした。しかし、外見の魅力といった場合重要なのは、もちろん顔だけではありません。『抜群のプロポーション』などの言い方があるように、ボディつまり身体形状も重要な要素になってきます。女性が、あるいは男性も、いつもダイエットとシェイプアップを気にかけているのは、この要素の重要性を知っているからだと考えられます。
では、魅力的なプロポーションというのはどのようなものなのでしょうか。この問題について研究者の関心を集めた重要な研究にシン(1993)の研究があります。
彼はまず、1920年代から最近までのミス・アメリカと『プレイボーイ』のセンターフォールドの女性のプロポーションについて年代別に検討してみました。すると、体重などは時代とともに大きく変化し、軽くなってきているにもかかわらず、WHR(Waist-Hip Ratio)つまり身体のウエストとヒップの比率、いってみればウエストがどのくらいくびれているかどうかの値はきわめて安定していることを見いだしました。これは時代を超えて身体形状の美しさを規定するものが、体重よりもむしろウエストのくびれであることを意味しているのではないかと、彼は考えました。」
このように、魅力的なプロポーションに不可欠なのは、「全身のバランス」なのかもしれません。女性らしいウエストのくびれがあるスタイルは、身体形状を美しく見せているようです。単に体重を落とすのではなく、均整の取れたボディづくりを心掛けると、オーラのある女性を目指すことができるでしょう。
「いい女」オーラを出すには、言葉遣いにも気を付けよう
せっかく見た目が「いい女」でも、言葉遣いが悪いと台無しになってしまいます。『一流の男性を引き寄せる恋愛幸せな女性がやっているちょっとした習慣39』(いつか)には、品のある言葉づかいについて、以下のような記述があります。
「私が女子高生のころ、大人の男性に褒められたことがありました。
『若いのに、ちゃんと丁寧な大人言葉を使い分けられるね。エライね』
私は東京生まれの三代目で、普通に育ったら『べらんめえ』とはまさか言わないまでも、標準語ではなく『江戸弁』で話す子になっていたでしょう。
でも、若いころから読者モデルとして大人の世界に入っていたので、いつの間にか普通に敬語や丁寧語をきちんと話せるようになっていたんですね。
若いうちにそうした〝能力〟を身につけられたことは、後々大きな力になったと思います。やはり言葉づかいというものは、TPOに合わせて使い分けなければならない、けっこう難しいことですし、仕事や恋人など人間関係において基本となるものですから。
さて、会社など大人の世界では、子供言葉や汚い流行り言葉は絶対にタブーですよね。
『はい、お待ちしております。え?……ウザいんですけど……』
電話相手の突然のセクハラ口撃に、思わず『地の言葉』を呟いてしまった。こんなことがあったら大変です。もしその場に彼氏がいたら、百年の恋も冷めるかもしれません。
こうした汚い言葉は、人格を低めてしまう力をもっています。いわゆる言霊というもの。『ウザい』などと言っていると、あなた自身が『ウザい』存在になる、というわけです。普段から意識して、極力使わないようにしましょう。
ほかに、『いらっしゃられますか』など間違った敬語はバカにされてしまいますし、慇懃無礼(馬鹿丁寧)な話し方は、すごく嫌な感じを与えるものです。
きちんとした日本語を話せるようになりましょう。きれいな言葉を使っていれば、あなた自身も美しくなれますよ。」
このように、言葉遣いが人に与える印象は、思いのほか強いもののようです。正確で美しい日本語をマスターするだけで、いい女オーラは何割増しにもなるでしょう。
<参考文献>
『美人の正体 外見的魅力をめぐる心理学』(越智啓太)
『一流の男性を引き寄せる恋愛幸せな女性がやっているちょっとした習慣39』(いつか)
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