唇を噛む人の心理とは？唇を噛む理由・原因と癖を止める方法を解説

唇を噛む人は、具体的にどのような心理になると唇を噛んでしまうのでしょうか。まずは、唇を噛む理由としてあげられる「心理的な理由」を見ていきましょう。

言いたいことがあるけど言えない

何か言いたいことがあるのに、そのときの環境や相手との関係性が理由で、どうしても言えないときってありますよね。そんなとき、唇を噛んでしまう人がいます。

唇を噛むことによって、心理的に「言いたいことがあるけど我慢しよう」とストップがかかります。唇を噛むことで、その場を乗り切っているのです。

怒りを感じている

何か理不尽なことがあったり、信用していた人に裏切られたり、強い怒りを感じたりしているときに、唇を噛んでしまう人もいます。

唇を噛むことで、少しでも怒りを抑えようとしているのです。また、怒りの感情に任せて行動してしまうと後悔することもあるので、それを阻止するために唇を噛む場合もあります。

悔しい思いをしている

努力をしてきたのに報われなかったときや、学校や職場でうまくいっていないとき、「悔しい」という感情が生まれると、唇を噛む人がいます。これは、感情を抑えるというよりも「歯を食いしばる」というイメージです。

頑張っても頑張っても結果が出ないとき、誰よりも努力をしているはずなのに誰かに先を越されたときなど、日常生活で悔しい思いをすることはよくあるものですよね。

とはいえ、悔しい思いをしているときに唇を噛んでしまう人は、唇を噛む癖があると同時に、悔しさをバネにまた頑張ることができる、頑張り屋さんであることが多いです。

頑張っている

唇を噛む癖がある人は、悔しい思いをしているときだけでなく、何かをがむしゃらに頑張っているときも唇を噛んでしまうことが多いです。

唇を噛むことで、「どんなに辛くて大変なことでも頑張ろう」と前に進もうとしています。悔しい思いをしている場合と同様、頑張り屋さんが多いのです。

唇を噛んでしまうことで悩んでいる人も、自分は頑張り屋さんなんだと認めてあげましょう。唇を噛んで食いしばってでも努力を続けられる、素晴らしい人です。そんな自分に自信を持って、唇を噛んでしまう癖をあまり深く考えすぎないようにしてくださいね。

ストレスを感じている

日々の生活の中で強いストレスを感じていると、無意識のうちに唇を噛んでしまうことがあります。ストレスを感じていても、発散するのは難しいという人もいますよね。そんな時に、溜まっていくストレスを少しでもごまかそうとして、唇を噛んでしまうのです。

また、唇を噛んで痛みを感じることで、ストレスを発散していることもあります。

嘘をごまかそうとしている

感情を抑えるとき以外では、嘘をごまかそうとしているときに唇を噛む人がいます。何か嘘を言ってしまったとき、本当のことを話して嘘がバレないように、唇を強く噛んでしまうのです。特に、嘘をつくのが下手な人や、口が軽い人などが嘘をつくときは、唇を噛むことが多いと言われています。