亭主関白な男性の心理とは?
彼女や妻を支配したい
「彼女や妻を支配したい」と考えてしまうのが、亭主関白の男性です。自分が上に立ちたいという心理を持つため、それに従うべき彼女や妻を支配下に置きたいと考えます。そうして自分が上であるという優越感に浸りたいのです。
そのため、女性に対して上から目線で話をし、女性がでしゃばることを良しとしません。彼女や妻を従えたいという気持ちが強いため、そうした考えが言葉や態度の端々に表れているでしょう。
がんばって好意的に見れば、女性をリードしているともいえます。しかし見方によっては、単に女性を見下し支配したいだけの男性に映ってしまいます。相手の感じ方によって、良くも悪くも映るでしょう。
女より男の方が偉い
亭主関白な男性は、女よりも男の方が偉いという男尊女卑の考えを少なからず持っています。そのため女性を見下した態度や言葉が多く、それが普通だと考えています。また、自分の言動を男尊女卑だと指摘されても、何が悪いのか分かっていないでしょう。
こうした男尊女卑の考えは、現代においてはかなり時代錯誤な考え方です。近年では女性の社会進出が推奨され、また女性の価値観やあり方も変わり、昔に比べれば女性が活躍できるようになってきました。その中で、いまだにこのような考えや心理を持っていたら、古い価値観に囚われているといわれても仕方がないでしょう。
とはいえ、特に日本では、いまだにこうした心理を持つ男性が一定数いるのは確かです。亭主関白な考え方を持つのは個人の勝手ですが、そんな男性の彼女や妻になったら相当辛いものがあるでしょう。
自分に従って当然
自分の方が偉いのだから、自分よりも下である彼女や妻は自分に従うべきと、亭主関白な男性は間違った考えを抱いています。恋人や夫婦に上も下もありません。
勘弁してよ…と思わず苦笑してしまいそうな考え方ですが、そうした環境で育ち、亭主関白な価値観に疑問を持たないまま成長すると、亭主関白な心理を持つ男性になります。
自分が支配者になったかのような態度で振り舞うため、合わないと思ったら離れたほうが身のためです。自分の身は自分で守る時代ですから、こうした男性から自分を守るようにしましょう。
やってもらうのが当然
女性にやってもらうのが当然と考えているところが、亭主関白な男性にはあります。例えば、食事の支度だけではなく、食卓の準備や飲み物の用意など、食事に関するほんの些細なことも女性がやって当然と考えているのです。そのため用意ができいないと、彼女や妻に対して厳しい言葉を投げかけます。
他にも、着ていく服や靴下は用意してあって当たり前、起こしてもらって当たり前、という考えを持っている男性もいるでしょう。これは育った環境によるものも大きいため彼だけの問題ではありませんが、いい歳をした男性がこのような考えを持っているなら、彼自身にかなり問題があるでしょう。
自立した大人なら、自分でできることは自分でするのが当然です。こうした男性を夫にしたら、女性はかなり苦労するでしょう。