「昼行灯」に関する専門家の意見やアドバイス
やる気がなく、文句ばかりの「昼行灯」は会社のお荷物!?
仕事に対する意欲もなく、会社や給与に関する不満ばかりを吐き続ける社員は、まるで「昼行燈」です。業績が落ちれば、真っ先にリストラ候補にされてしまうことでしょう。『男の選び方大全』(クノタチホ)には、以下のような記述があります。
「【給料だけの男の秘密】『仕事はお金を稼ぐ手段』という考えには愛のカケラもない。
そもそも仕事と愛の関係をわかってない。『お金をもらうこと以外、仕事に目的意識はありません』と宣言してしまっているようなものだから。
彼にとって、仕事をしている時間はお金のために自分を犠牲にしている状態。これって、無意識にお金の奴隷ってことじゃない?
こういう空気は周りに伝わってしまうから、一緒に仕事をする仲間にもお客様にもよくない”気”がダダ漏れです。毒ガスを社会に撒き散らしているようなもので、周りから慕われることはない。そのうちAIに仕事を奪われてしまうでしょう。
リストラするなら真っ先に候補にあがってしまうタイプです。職を転々として最低限の収入を維持しながら、会社の愚痴と社会に対する不満をこぼす男。ずっと一緒にいたいかしら?
結婚するなら、なおさらオススメできないわ。こんなスタンスだと仕事にストレスしか感じないから、『誰のおかげで生活できていると思うんだ』って、とっくに死語になったセリフを大声で言うようになるから。女の立場からすると、経済的な恩恵よりも、あんたのストレスの悪影響のほうがよっぽど大きいよ、ってことなのにね。
【付き合うなら】ヒモ男になってもいい、貧乏神が取りついてもいい、と腹をくくれるなら、付き合ってもいいかも。
あなたが頑張る!というのは立派だけど、あなたの愛まで吸い取られちゃうから、かなりハンディキャップを背負うことは覚悟して。」
結婚を考える彼氏がもしこのような「昼行燈」タイプなら、自分が養ってあげるくらいの気概が求められるかもしれません。
妻を苛立たせる「昼行灯」な夫とは?
家ではソファーに寝そべったまま何もしない「昼行燈」な男性は少なくありません。『察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方』(五百田達成)には、以下のような記述があります。
「家にいるときの男は結構な割合でボーッとしています。
一説によると、ボーッとしているように見える間、男性の脳のイメージ領域(右脳)はフル回転していて、何事かを考えているようです。脳が高速で働きすぎて、しばしそれ以外の動きが停止している状態なのです。
となれば、一応は『必要な時間』といえますが、高速で情報処理できる女性が『考え事くらい、何かしながらでもできるでしょ』と感じるのもごもっとも。逆に、『そんなこと言われても……』と妻のイライラに夫が困惑する気持ちもわかります。
夫婦のこのテンションの違いも、しばしば家庭の雰囲気を穏やかならぬものにする原因となります。
先ほどの脳の話は別としても、男性はいささか家庭でぼんやりしすぎているようです。もともと察しが悪く気がきかない上に、結婚すると妻を母親のように感じるため、ついつい甘えが出るのでしょう。
かつては狩りや戦い、現代では仕事の疲れを癒やすかのように、家では気を抜いて(ときに抜きすぎて)完全なリラックス状態になります。忙しく家事をする妻を尻目にボーッとテレビに見入ったり、やっと活動的になったかと思えば趣味のために出かけてしまったり。そのため、家族からは『お父さんはダメな人』と認識されることが多いようです。
いっぽう女性は、家の中で大体イライラ・ピリピリしています。妻は家庭においては社長ですから、家計のこと、子どもの進学のこと、ご近所との人間関係……とストレスの種は尽きません。
また、いろいろなことに気がつく(気がついてしまう)ため、必要以上のストレスを抱えて気疲れしてしまうことも多いようです。
しかし、気が回らない夫には妻の不機嫌の原因がわからないので、ただただ『イヤだな』『怖いな』と感じます。居心地がいいはずの家で妻がイライラしていると、『リラックスしたくて家に帰ってくるのに、憂鬱だな』と(勝手に)げんなりするのです。」
役にも立たず気のまわらない夫にイライラしたら、「昼行燈」の意味を辞書で引いてもらうといいかもしれません。
<参考文献>
『男の選び方大全』(クノタチホ)
『察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方』(五百田達成)
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