「あーん」で食べさせる心理《同性の友達編》
単純に美味しいから一口あげたいという気持ち
「一緒にお菓子つまんでるときとか、ポイって口に入れてあげちゃう」(18歳/女性/学生)
自分が食べているものを、「おいしいから」「相手が好きそうだから」という軽い気持ちで、「あーん」で友達に食べさせることがあります。また「相手が食べたそうにしていたから」という場合もあるでしょう。
異性同士のような計算や緊張はなく、自分が食べるついでに、気軽に友達の口に放り込む人もいます。この場合は、「美味しいよね!」や、逆に「すっごいまずくない?」など、単純に楽しみや面白さを共有したい気持ちからの「あーん」です。
遊び心
「うーん、特に意味はないんですけど、カップルごっこのノリ、みたいな」(21歳/女性/接客)
「あーん」をする行為は、カップルや夫婦、微妙な関係にある男女が、お互いの距離をはかるために行うことが多いものです。
しかし、同性の友達同士で、この「あーん」という行為を少しバカにするような感覚で、甘い雰囲気を真似てふざけあって「はい、あーん」「うふ、ありがと!」と遊ぶ場合もあります。友達同士で悪ふざけをしてじゃれ合うことの一環です。
相手を面倒を見てあげるべき存在として認識している
「友達に、なんとなく餌付け感覚でしてる(笑)」(26歳/女性/接客)
同性同士で「あーん」をして食べさせる人の心理として、相手のことを「面倒を見てあげるべき存在」と認識している場合があります。
「食べ物があったら食べさせてあげなくては」と感じるのは、相手のことを妹弟や子どものような存在だと思っているからかもしれません。仲のいい後輩などに「あーん」をするときは、自分が世話をしてあげよう、守ってあげようと感じているケースが多いでしょう。
仲良しアピール
「あーんして食べてもらえると、うちら仲良しだよね!って実感できる」(17歳/女性/学生)
自分達は仲が良いということを確認するために、「あーん」で食べさせる場合もあります。女性同士によく見られることですが、お揃いのものを持ったり、一緒に居る時間を多く共有したりするのと同じ心理です。
単に当事者同士で「私達って仲が良いよね!」と確認するだけの場合もありますし、周りに人がいる状態で「あーん」で友達に食べさせて「私達、こんなに仲がいいんだよ!」と主張する場合もあります。
友達がやたら「あーん」で食べさせてくる場合は、仲が良いことを確認したがっている状態かもしれないので、友情を感じさせてあげたいなら、あなたからも「あーん」で食べさせてあげましょう。
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