クリトリスが大きいのはなぜ?その原因とは
遺伝によるもの
大きいクリトリスの大半は、遺伝が原因とされています。母親や親族に同じようにクリトリスの大きさで悩む人がいるなら、自分のクリトリスが大きいのも遺伝によるものでしょう。
とはいえ、家族であっても、クリトリスの大きさについて話すのはとても勇気がいりますよね。もちろん、無理に家族と話す必要はありません。クリトリスの大きさが遺伝によるものだったとしても、それはあなたの個性です。気にしていても仕方ありませんし、遺伝かもしれないと話せば彼氏だってわかってくれるでしょう。
クリトリス以外の性器も、家族や親族と似る傾向にあります。手足の形や体つきなど、目に見える身体的特徴が色濃く受け継がれているなら、クリトリス以外の性器が似ていてもおかしくはない話です。
男性ホルモンが多い
女性であっても、男性ホルモンが多く、体毛が濃い、声が低いなどの悩みを持つ人は多くいますよね。この男性ホルモン量が多いと、クリトリスも大きくなる傾向にあるといわれています。
これには染色体も関係していますが、本来、胎児の時は男女関係なく陰核がついています。これが染色体によって明確な男女の特徴に分かれるため、男性ホルモンが多いと男性器のように肥大したクリトリスになってしまうのです。
他にも、男性ホルモンが多くなる習慣や運動をしていると、大人になっても大きくなってしまうといわれています。
特殊なプレイによるもの
例えばクリトリスを吸引するアダルトグッズを使っていたり、床に擦り付けるようなオナニーをしていたりするなど、特殊なプレイによって大きくなってしまうケースもあるといわれています。特に吸引のように、無理に引っ張るような行為は肥大しやすいです。
このようなグッズは女性器全体を引っ張ってしまうため、クリトリスのみならず全体が大きくなってしまうでしょう。またその効果を知ってか、男性の方から特殊なプレイを持ちかけることもあります。
普通のオナニーであれば肥大することはありませんが、こうした特殊プレイはクリトリスに影響をもたらしてしまうので、できればやめた方が良いでしょう。
包皮部分が大きくて余剰形態なだけ
クリトリスには、通常包皮と呼ばれる保護膜のようなものがついています。クリトリスは常にむき出しになっているわけではなく、この包皮が核を守っている構造です。自分のクリトリスを観察すれば分かりますが、皮が引っ張れるようになっているでしょう。
またこの包皮部分も、陰核同様に大きい人がいます。特に包皮部分だけが大きいと、それが余剰形態となり、「大きいクリトリス」と認識してしまうのです。つまり、クリトリス自体が大きいのではなく、単に皮が余っている状態です。
クリトリスを触って皮が伸びるようなら、余剰形態である可能性があります。何か問題があるわけではありませんが、もし気になるなら美容外科などで手術処理をしてもらってもいいでしょう。