【Q&A】クリスマスのギモンを一挙解決!
「メリークリスマス」ってどういう意味?
いつもなんとなく使っているど、言われてみてば確かに謎なのが「メリークリスマス」です。
メリーには「楽しい」といった意味があります。クリスマスは読んで字のごとく、ストレートに「クリスマス」という意味です。これをつなげると「楽しいクリスマスを!」といった挨拶のようなものになるのです。
これは主にキリスト教徒の挨拶になりますが、そうではない人向けのかけ声として「ハッピーホリデー」というものも存在します。
「クリスマスキャロル」って何?
キャロルは元々、民衆的な歌のことを指しますが、近年においてはすっかりクリスマスの歌を「キャロル」と言うようになりました。それだけクリスマスの浸透率が高いということですよね。
また、クリスマスキャロルの認知度そのものが高く、なかでも「きよしこの夜」は代表作です。これはみなさんご存じですよね。クリスマスシーズンに聞かない日はないくらい、有名なキャロルです。
クリスマスカラーには何か意味があるの?
まず緑はクリスマスツリーの色です。これはモミの木の色という事になりますが、モミの木は真冬でも葉が枯れない常緑樹ですよね。
いつでも青々と葉を付けている姿は、生命力や永遠を表わすとされています。そのことから、神の永遠の愛を表わしているとされているため、クリスマスカラーとして定着しました。
次に赤ですが、サンタクロースの色だと思っている人も多いのではないでしょうか。じつはこの赤は、イエス・キリストの血の色とされています。イエス・キリストをイメージすると、十字架にかかっている姿が思い浮かびませんか?その時に流した血の色なのです。
そして最後は白です。これはご想像通り雪の色です。こうして意味を知ると、クリスマスというイベントの奥深さを理解できて、なんだか気が引き締まりますよね。
サンタクロースっていつからいるの?
サンタクロースは「ニコラオス」という、4世紀に実在した司教がモデルとされています。サンタクロースと言えばフィンランドを思い浮かべる人も多いかと思いますが、ニコラオスは今のトルコに住んでいました。
このニコラオスは、恵まれない子供達を助けた事でたくさんの人に慕われました。そのため後に聖人とされたのですが、その時の呼び名が「Saint Nicholas(聖ニコラオス)」だったのです。
これが19世紀になると「サンタクロース」として子供向けに描かれるようになり、その時にトナカイやソリといったイメージもついてまわるようになったとされています。
ちなみに、サンタクロースの「赤」の衣装は、1931年のコカ・コーラの広告が起因とされていますが、これは正確ではないようです。コカ・コーラがサンタクロースを広告に採用するずっと前の19世紀から、赤い服を着たサンタクロースが主流でした。
とはいえ、地域によっては緑、青、白などの衣装を着たサンタクロースもいて、さまざまなサンタクロースのイメージを「赤い服に白い髭」として世界に広く定着させたのがコカ・コーラの広告だった、というのが正確なところのようです。
クリスマスツリーはいつから飾るの?
主に海外では、クリスマスの準備期間のはじまりである11月下旬からツリーなどを出す場合が多いようです。今の日本においては、ハロウィンが終わると街中はすぐクリスマスモードになりますよね。そのためクリスマスツリーは11月になり次第、いつ出しても大丈夫でしょう。
ちなみに、このクリスマスツリーですが、実はキリストとは関係ないとされています。そもそもは、古代ゲルマン民族の冬至のお祭り「ユール」で使われていたのです。
今までの説明の中にも、冬至のお祭りについてはご紹介してきましたよね。クリスマスを深く知れば知るほど歴史があり内容が濃いということが、おわかりいただけると思います。
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