感じない…セックスに対する女性の本音
単純に「感じない」というフラットな状態だけでなく、痛みや不快感などマイナスのダメージを負っている場合もあります。特殊な事例では決してなく、女性であれば誰しもが抱く可能性のある感覚です。
女性の気持ちを無視したセックスは、いずれふたりの関係を破綻させてしまうでしょう。男性には、女性が不快に感じるセックスのパターンを理解し、これらを回避するようにしてもらいたいものです。
気持ちいいという感覚がよくわからない
「そもそも気持ちいいってどういう感覚なのか分からないです」(19歳/女性/学生)
セックスにおいて快感を得られないというよりも、そもそも気持ちいい感覚を知らないというパターンです。特に経験の少ない女性であれば、分からなくても当然でしょう。
性的な快感としての「気持ちいい」は、あらかじめ本能的に身に付いているものではありません。くすぐったいと感じたり、違和感を覚えたりする状態から始まる人もいるでしょう。単に快感を経験したことがないために、体が理解できていない状態です。
挿入中はまったく感じない
「胸を触られたり指を入れられるのは気持ちいいのに、どうしても本番になると物足りないかなって思います」(24歳/女性/OL)
前戯における愛撫では快感を得られるのに、挿入ではそれほど感じないという例です。これに関しては、男性器がうまく性感帯に当たっていないためと考えられます。経験が少ないために女性器が成熟していないといった可能性もあるでしょう。
いずれにしても、相手の女性器についての研究が不足しているために起こる事態です。他の行為で快感を得られるのであれば、いずれは膣内で感じることもできるのではないでしょうか。
痛みの方が強くてそれどころではない
「とにかく痛くて、気持ちいいどころじゃないです」(23歳/女性/パート)
女性にとってのセックスは、必ずしも気持ちいいだけのものではありません。実際には痛みを伴うことも多いです。特に経験の少ない女性であれば、高い確率で痛みを覚えます。
少しでも痛みを伴えば興奮や快感は吹き飛んでしまうのが通常であり、快感とは程遠い経験になってしまうでしょう。その経験がセックスに対する不安や恐怖を植え付けた結果、感じなくなるという悪循環に陥ってしまうのです。
嫌悪感や恐怖心がある
「学生時代に痴漢された経験があって…。男性に触れられるだけでぞわっとします」(25歳/女性/保育士)
中には性に対してトラウマを抱えている女性もいます。過去の嫌な経験から、本能的に男性との触れ合いを拒否してしまうのです。
この場合はトラウマやマイナスイメージの払拭が不可避であり、段階的なステップを要するでしょう。精神的な傷が癒えれば、セックスを楽しめる可能性は充分にあります。
興奮しない
「いきなりセックスに持ち込まれても、正直興奮しないし気持ちよくない」(28歳/女性/教員)
女性にとって、セックスは雰囲気を味わうものでもあります。身体的な快感だけでなく、セックスに至るまでの過程やムードも重要な要素なのです。
そのため、いきなり体をまさぐられたり挿入のアクションをされたりしても、全く感じないという結果に終わってしまいます。それだけでなく、「男性の性欲を満たすためだけに利用されているようで不快」という気持ちにもなりかねません。
セックスをしたくない
「セックスする気分じゃない時もあるし、好きじゃない人とはまずしたくない」(22歳/女性/アパレル)
男女共に言えることですが、特に女性は気分に左右されることが多いです。気持ちが乗らなければ、どんなにお誘いをしても無駄でしょう。
また、女性の性欲や感度には愛情が大きく影響します。相手を愛しているほどセックスを求めやすく、感じやすいのです。男性への気持ちがそこまで育っていなければ、セックスでも感じることは難しいでしょう。
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