対面座位に関する専門家の意見やアドバイス
脳で一番感じるのは「対面座位」
セックスを脳科学に基づいてレクチャーしている本があります。それは『ベッドの上の心理学 感じるオトナのための保健体育』(Daigo)です。
同書には、脳科学で一番感じる体位について説明しているページが存在しました。
「体位に『正解』はあるのか、という問題です。言うまでもなく、好きな体位は人それぞれでしょう。
しかし、脳科学的に『一番感じる体位』というのは存在します。それが『対面座位』です。対面座位がベストな体位である理由は、前にも登場した『愛情ホルモン』ことオキシトシンの分泌が最大になるからです。
このホルモンの分泌のためには、密着感が非常に重要であることが分かっています。対面座位は、密着感を作り出しやすいが故に『一番感じる体位』だと言えるわけです。」
このように脳科学的に説明されると、とても説得力がありますよね。密着すればするほどオキシトシンは分泌されより気持ち良く感じるため、他の体位でも密着感を意識してみると、感じ方が変わるかもしれませんよ。
対面座位はクリ派にもおすすめ
女性が一番感じる性感帯はクリトリスではないでしょうか。クリトリスは、ただ気持ち良くなるためだけに存在しているとも言われている女性器ですよね。
そして対面座位は、そのクリトリスを刺激しながら挿入できる体位でもあるのです。
『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス スゴ技編』(宋 美玄)には以下のように書かれていました。
「対面座位には、もうひとつ魅力があります。それは女性がクリトリスで快感を得やすいことです。恥骨と恥骨が、がっちり組み合わさっているため、彼女が腰をくねらせればクリトリスがあなたの恥骨で擦れます。
そのテンポや強さは彼女に任せればいいでしょ う。彼女が激しく動いてもブレないよう、あなたはどっしり腰を下ろしていればそれでOKです。彼女が腰を動かすポイントをまだつかめていないようなら、あなたが手を伸ばしてクリトリスに触れてもいいですね。」
女性であれば思わず「なるほど…」と思ってしまうのではないでしょうか。対面座位はクリトリスを刺激しながら挿入できるため、まだ中イキした事のない女性には特におすすめですよ。
対面座位の楽しみ方
『「もっと愛される」30歳からのモテSEX』(川上ゆう)には、対面座位での腰振りについて詳しく紹介されていました。
「腰振りパターンはいくつかありますが、私のオススメは、
①クリトリスを相手の恥骨にこすりつける。
②相手の腰を手で引き寄せて押さえながら、自分の腰をグリグリ押しつける。
③挿入したまま、相手の背中に脚を巻きつける。
③の場合は、相手にも体を揺すってもらうと、リラックスしながらも快感が得られます。」
また、本書では女性主導の対面座位において、男性をイカせるテクニックについても紹介しています。それは以下の通りです。
「座位で男性をイカせるには、あえて抱き合わず、上半身を斜め後ろに倒します。ピストンの際は脚が 伸びているので、手を床について腕を使いましょう。
このとき男性器の先端の出っ張り部分(カリ)の 挿入感を意識して、あまり奥まで入れずに、裏スジが重点的にこすれるように抜き差しをするのがポイ ントです。
ちょっと大変かもしれませんけど、二の腕シェイプアップの効果もありますし、何より男性が意外な気持ちよさにウットリとしている顔を見ることがで きるのも嬉しいところ。たっぷりスキンシップをしながら楽しんでくださいね。」
女性が主導権を握ることができる体位のまま男性を射精させられたら、ちょっと優越感に浸れますよね。試してみる価値アリですよ。
<参考文献>
『ベッドの上の心理学 感じるオトナのための保健体育』(メンタリストDaigo)
『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス スゴ技編』(宋 美玄)
『「もっと愛される」30歳からのモテSEX』(川上ゆう)
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