床上手に関する専門家の意見やアドバイス
床上手とは反応上手なこと!
「床上手になりたがる女性のほとんどは、アグレッシブにエロいことをする必要があると思い込んでいますが、男性がぞっこんになるのはアグレッシブなエロい女性ではなく、『俺の繰りだすエロいこと』に対する反応が絶妙な女性です。」
こう切り出すのは『新型ぶりっ子のススメ 彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略』(下田 美咲)という、恋愛ハウトゥ本の著者です。
この一文だけでも「なるほど…」と思ってしまうくらいインパクトがありますよね。そして本書は以下のように続けています。
「彼が、あなたにしたことに対して『して良かった』と思えるように反応すること。『この女の身体に対して俺は正しいことができている』という自信を彼に与える反応を終始し続けること。
外していない、と思えるたびにもっとしてみたくなり、イイ気になっていくので、『これは、どうだ?』『てことは、こんなのも気持ち良いの?』と、どんどんエロくなります。
男性がエロくなれるかどうかは女性の反応次第なのです。
また、彼から『俺のセックスをこの世で一番喜ぶ女』だと思われることも大切です。」
高度なテクニックで物理的に彼の身体を刺激し、思い切り喜ばせることが出来る女性も床上手ではありますが、実際の所そこまで高度な技術などを身につけなくても床上手になる事はできます。
それが上記に書かれている「反応」なのです。
どれだけのテクニックで男性をイカせる事ができたとしても、彼の刺激に対しあまり良い反応ができなければ床上手とは言えませんよね。
AVを見よう!
『ずっとずっと愛し合いたい』(宋 美玄)には、女性がマスターベーションをする大切さが説かれていました。また、その際は映像作品などをみるべきだとも書かれています。
「映像で意外と役に立つのが、ネット上のアダルト動画です。男性向けと思われがちですが、女性向けのサイトもあるそうですから、チェックしてみるのもいいでしょう。
このようにして、脳内にエロ応援団を準備しておくと、マスターベーションの際の一助になりますし、いざパートナーとのセックスでも自分を興奮させるためのちょっとしたエッセンスになります。」
この「エッセンス」は、実際のセックスにおいてとても重要な事と言えます。いわば自分を盛り上げていくための燃料なのです。
男性の愛撫があまり気持ち良くない時などでも脳内でエッチな映像などを思い浮かべれば、気持ちが萎えずにすみます。
「そんなことまでしなきゃいけないの?」と思うかも知れませんが、男性に床上手だと思われたいのであれば必要な事と言えるでしょう。
床上手=アブノーマルではない
『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス 上級編』(宋 美玄)という書籍では、床上手はアブノーマルと直結しないと説明していました。これはかなり大切な事です。
「メディアでは、さらに過激な行為がたくさん紹介されています。
SMやスワッピング、アナルセックス、野外での行為......互いの同意があり、他人に迷惑をかけないのであれば、セックスにタブーはありません。人の数だけ嗜好があり、選択肢が増えるのはすばらしいことだとも思います。
けれども、こう した行為を奔放に、そして大胆に楽しむことが、 セックスの上級者と思われていることについては、 違和感があります。
これらはプレイ"であって ”セックス"ではないからです。
セックスの基本で ある『パートナーと心身の満足感を与えあう』ことができないままプレイに走ると、ふたりのあいだで大切なものを見落とすことになりかねません。」
誰もが納得できるのではないでしょうか。そもそもセックスは愛する人と行う究極のコミニュケーションですよね。そこを忘れてはいけません。
もちろんアブノーマルなプレイを行う相手は慎重に選ばなければならず、信頼関係が必要です。しかしだからといって、そういったハードなプレイに応じることが出来る人が上級者であり床上手な訳ではありませんよね。
<参考文献>
『新型ぶりっ子のススメ 彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略』(下田 美咲)
『ずっとずっと愛し合いたい』(宋 美玄)
『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス 上級編』(宋 美玄)
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!