「いい女」に関する専門家の意見やアドバイス
「いい女」を目指す方法とは?
いい女と呼ばれる人は、周囲を惹きつける雰囲気を持っています。いい女を見つけたら、なぜ魅力的に感じるのか、よく観察して自分に取り入れてみてはいかがでしょうか。『愛される女大全~女度を上げる33の法則~』(優香)には、以下のような記述があります。
「目を奪われるほど綺麗な女性を見かけることって、たまにありますよね。 だいたいの人はその時にただ『綺麗だなぁ』で終わってしまうと思います。 しかし、そのままで終わってしまうのはとてももったいないことです。 綺麗だと思うのには必ず理由があって、『なぜ綺麗だと思ったのか?』、その答えこそが自分の理想の女性像に当てはまるのです。
例えば、私の場合は
・お肌に艶がある
・唇がグロスで潤っている
・上まつげがクルンっと綺麗にカールされている
・下まつげが1本1本綺麗にセパレートしている
・髪の毛に艶がある
・前髪に緩やかなカーブがあって動きがある
・髪全体に空気感があってフワッとしている
・デコルテが綺麗に出るファッションをしている
・くびれが分かるファッションをしている
・姿勢がいい
・ネイルケアがされていて指先が綺麗
細かい部分になるとまだまだ出てきますが、こういった感じで自分自身に『なぜ?』を問いかけていくと、自分の中の『美』の基準が見えてきます。そして、綺麗だと思った人の『なぜ?』を繰り返していくと、必ず共通点が見つかってきます。それこそが、あなたの理想とする女性像であり、女度を上げるために磨いていくポイントとなります。そのポイントが分かれば、あとはそれを磨くための行動をとるのみです。
自分の中の女度を上げるポイントを1つ1つ実践していくと、だんだん自信も湧いていきます。
お肌の調子が良くて艶がある日は人に会いたくなる
グロスを塗りたての時は女度が増した気分になる
マスカラが上手に塗れた日は鏡を見る度嬉しくなる
くびれの分かる洋服を着ている日は姿勢も自然と正しくなる
ネイルを新調した時はパソコンを打つ手が楽しくなる
こうして、自分の女度が上がるポイントをたくさん見つけて、日頃から意識してみてください。その意識を持つと持たないとでは全く違ってきます。逆を言えば、そのポイントさえ分かっていると、自分で簡単に女度を上げることができるようになります。
これからは、綺麗な人を見かけたら『なぜ、この人を綺麗だと思ったのだろう?』ということを問いかけるようにしてみてください。
そして、女度を上げるポイントをたくさん見つけて実践してみてください。」
このように、綺麗だなと感じる人のどこが魅力的なのかを観察することによって、自分にとっての「理想の女性像」が見えてくるようです。いろいろな人のいいところを見つけて、自分に合うポイントを取り入れていけば、「いい女」に近づくことができるでしょう。
男ウケする「いい女」とは?
女性が憧れる女性像と、男性が思う「いい女」像には違いがあるようです。男性にモテたいのであれば、「男ウケするいい女」の特徴を知っておきたいところです。『男の本音の話をしよう。~なぜか、恋が上手くいかない女性へ~』(柴門坊才)には、以下のような記述があります。
「男を立てろ。 どちらが上でどちらが下かなんてどうでもいい。 男を立てたほうが、もっと幸せになれるから言っている。 恋愛、友人、仕事、夫婦……だいたいの男女関係が良好になる。
では、男を立てるというのはどういうことか。 俺の友人に春乃れぃという作家がいる。彼女の振る舞いはいいお手本になるので、いくつかのエピソードを挙げる。
ケース(1)『金のことで恥をかかせない』
数ヶ月前、打ち合わせを兼ねた食事会があった。
恥ずかしい話だが、俺は店に向かう途中で財布を落としてしまった。
そこには春乃れぃも来る予定だったので、すぐ彼女に電話して食事代を立て替えてもらいたいと頼んでおいた。
数十分後、店に到着。打ち合わせも終わり空気もくだけた頃、彼女は俺の対面に座り、小声でこう言ってきた。
『BOUSAI、下から手を出してよ』 彼女はテーブルの下から、お金の入った封筒を差し出した。
男は金に関してはいつも堂々としていたい。デート代も払いたいし、家族がいれば自分の収入で養いたい。男同士の会話では『稼いでるぜ自慢』をする奴も多い。男はそんな体裁を気にする単純でアホな生き物だ。もちろん、誰からから金を借りるのは恥ずかしいものだ。
彼女はそれをわかっているから、まわりに悟られないようにあらかじめ封筒を用意し、渡すタイミングも考えた上で、テーブルの下から金を渡してくれた。
おかげで『自分お金です』みたいな顔をして会計を済まさせられた。本当に感謝した。
ケース(2)『男に指示しない』
男に対して、やたら『こうしなよ』と指示する女がいるけど、これはしないほうがいい。
男には『女を引っ張りたい』『女を守りたい』という願望がある。
だから、女に指示されると本能的にイラッとする。上から目線の助言やアドバイスもやっぱりイラッとする。男はそんな単純でアホな生き物なのだ。
じゃあ、春乃れぃはどうなのか。彼女は物事をハッキリ言う性格だ。
ちなみに、作家のキャリアは俺より長いので仕事上は俺の先輩にあたる。
だけど、なにかを指示されたことはない。助言やアドバイスすら、一度もされたことがない。
ただ、相談すれば”アイデアの提案”はしてくれる。
たとえば、こんな言い方で― 『これは一案なんだけど……』 『役に立つかわからないけど……』 『私には計り知れないけど……』 かならず、『決めるのはあなたですけど……』というスタンスを守り、控えめな姿勢で意見を提案してくれるから、こちらも素直に意見を受け入れる気になる。
彼女はいつも、男に主導権を”握らせている”。 友人から聞いたのだが、彼女はテレビ番組の男性スタッフにも好かれるらしい。
会議では、控えめだけど的確な提案をするので、場の空気が和むという。会議後にもよく話しかけられるそうだ。
仕事ができる女は、男も立てる。
ケース(3)『男を具体的に褒める』
春乃れぃは褒めるのが上手い。
感心するのは、誰かを褒めるときには単純に『信用できる』『頭の回転が速い』などとは言わないことだ。
『あなたは○○だから信用される』とか『あのときの○○を見て頭の回転が早いと思った』というように、自分が見てきた真実とセットで褒める。
男は自尊心の塊だから、とにかく尊重されたい。本当に単純でアホな生き物なのだ。
だから、そう褒められると『あなたを認めているのでちゃんと見ているんです』と言われている気分になる。つまり、”一目置かれている”と感じて嬉しくなるのだ。
こういうのも『男を立てる』ということだと思う。
彼女といてよく思うのは『男を立てれば女も立てられる』ということだ。立てられたら感謝するから、こちらも相手を立てなきゃいけないと思うし、助けたいとも思う。
こうやって互いに尊敬し合える男女が増えたら、世界はもっと平和になるだろう。 世界平和のためにも、どんどん男を立てよう。」 恥をかかせないようにさりげなくサポートをしてあげたり、指示ではなく控えめに提案したりすることで、男性は自分の立場を守ることができるようです。好きな男性に「俺を立ててくれるいい女だ」と思わせることができたら、大成功ではないでしょうか。
<参考文献>
『愛される女大全~女度を上げる33の法則~』(優香)
『男の本音の話をしよう。~なぜか、恋が上手くいかない女性へ~』(柴門坊才)
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