左利きは不便?左利きの困ったエピソード集
ここからは、左利きならではの困ったエピソードをご紹介します。左利きの人はどんなことに困っているのでしょうか。それでは見てみましょう。
字を書くと手が真っ黒
「字を横書きすると、いつも手の側面が真っ黒になって困ります」(17歳/女性/高校生)
左利きが一番困っていると言っても過言でないものが「横書き」ではないでしょうか。
字は、横書きの際、左から右へと書きます。この動作は、右利きにとっては書きやすいものですが、左利きにとっては書いた文字の上を自分の手が通っていく動作。当然、左手の側面は真っ黒になります。
しかも、文字を書きながら前の文を確認する際には、一度手を紙の上から離して確認しなくてはいけないという手間もあるのです。縦書きは、逆に左利きには書きやすく読みやすいのですが、現代社会で多いのは、やはり横書き。左利きにとっては不便な社会と言えるでしょう。
ハサミなど道具が使いづらい!
「私は左利きです。幼稚園の時、工作で一人だけうまくハサミが使えず、辛かった」(25歳/女性/看護師)
こちらの意見からお分かりいただけるように、左利きの人にとって右利き用に作られた道具を使うのは、とても難しいことです。
道具がうまく使えないことで、その道具を使う作業が苦手になることもあります。成長とともに、よく使う道具に関してはコツを掴み、使いこなせるようになる可能性はありますが、やはり最初は苦労することが多いでしょう。
さらに、パソコンのマウスやテンキー、料理で使う缶切りやお玉のレードル(注ぎやすいように先が尖っているお玉)などは右利き仕様になっているため、不便を感じている左利きの人は多いです。かといって左手で行うことは難しく、右手を使わざるを得ない困った道具なのかもしれません。
握手の時につい左手が出そうになる
「握手を求められ、つい左手を出そうとしてしまう」(26歳/女性/クリエーター)
このように、普段使っている利き手が自然に出てしまいそうになったり、出てしまったりというのも、左利きならではの困ったエピソードです。握手は親睦を深めるアクションのひとつですが、ここにも左利きならではの苦労があると言えるでしょう。
左手での握手は、「二度と会いたくない」「嫌っている」「相手への敵意」などの意味があり、親睦を深める意味とは正反対の意味を持ちます。
故意にではなく自然に出てしまった場合でも、相手に誤解される可能性があるため、右利きの人より意識しなくてはならず、不便さを感じることも多いのです。
衣服のジッパーは右利き仕様
「スカートはジッパー部分が見えないように共布で隠されていますが、あれって右手で開閉しやすいようになってます」(21歳/女性/保育士)
この意見を見て「そういえば!」と気付いた人は少なくないのでは?右利きの人は何も考えず自然にジッパーの開閉をしていますが、左利きの人が左手で開閉すれば、ジッパーに布を巻き込んでしまう可能性があります。
開閉くらいは右でもできるだろうという意見もありそうですが、何をするにも利き手の方が素早くできます。右利き仕様のジッパーの開閉は、左利きにとっては不便な動作のひとつなのです。
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