「幸せになってほしい」と「幸せにしたい」の違い
「幸せを願う」という点では共通していますが、この二つの言葉には大きな違いがあるんです。その相違点についてここでご紹介します。
現在お付き合いをしているかどうか
「幸せになってほしい」という言葉は、どちらかというと交際はしておらず、片思い中の人が感じることの多いセリフです。対して、「幸せにしたい」という言葉は、交際中の人や両想い中の人が感じやすいと言えるでしょう。
両想いもしくは交際中の相手に対して「幸せになってほしい」という感情を抱くことはあまりないでしょう。このことから、「幸せになってほしい」と「幸せにしたい」の違いの一つは、交際しているかどうかの違いであると言えます。
自分に自信があるかどうか
自分に自信があり、なおかつ相手を幸せにできるという自信がある人は、たとえ交際していなくとも「幸せにしたい」と感じやすいです。自分に自信がなければ、相手を幸せにできるという自信もなくなってしまいます。その結果、「幸せにしたい」よりも「幸せになってほしい」という感情を抱いてしまうのです。
交際中にもかかわらず、自分に自信がなく、相手を幸せにする自信もなければ、相手の幸せを自分とは切り離して願ってしまうでしょう。
自分が相手の幸せに直接関係するかどうか
「幸せになってほしい」と感じる対象は多くありますが、その相手の幸せに直接関わるケースは少ないです。例えば、飼っていたペットが急遽家に居られなくなり、二度と会えなくなるとします。今後自分で幸せにはできないですが、可愛がっていたペットであれば「離れても幸せになってほしい」と感じるでしょう。
「幸せにしたい」と感じる場合は、自分が相手の幸せに直接関わるケースが多いです。「自分のペットを幸せにしたい」という表現は、直接ペットを幸せにしてあげられる状況下で使われることが多いはずです。
自分と相手が距離的に近いかどうか
どちらも「幸せを願う」という点では同じですが、「幸せにしたい」という感情は距離が近い人に抱きやすいです。一方、「幸せになってほしい」という感情は遠く離れた場所にいる相手に抱くことが多いでしょう。
例えば、テレビなどで報われない人が出てきた時、多くの人は「幸せになってほしい」と思うでしょう。しかし、相手が身近にいるわけではないため「幸せにしたい」とはあまり思わないはずです。友達や家族、恋人のように距離的に近くて何度も会うような人に対して「幸せにしたい」と感じるのです。
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