そつなくこなす人が出世しにくい理由
しかし実際は、そつなくこなす人は出世しにくいとも言われているのです。なぜ出世しにくいと言われているのか、特徴を挙げながらみていきましょう。
器用貧乏な場合が多い
そつなくこなす人は、仕事に対しては器用でも、他のことには不器用といえます。一つの仕事をこなしても、それに見合うだけの報酬には興味がないので、ただひたすら仕事を繰り返していくだけの器用貧乏な人が多いのです。報酬に興味がないということは、出世にもあまり興味を示さないでしょう。
出世したい!という熱意に溢れる人は、それを目標に頑張ります。しかし、そつなくこなす人の場合はそうではなく、とりあえず今やっている仕事を片付けることにしか意識が向かきません。最初から出世に対する熱意に乏しいのですから、出世しにくいと思われても仕方ありません。
縁の下の力持ちポジションになってしまう
あまり目立たない仕事ぶりが特徴的ですが、慌ただしく仕事をこなすことよりも、落ち着いて淡々と進めることができるのが、そつなくこなす人です。そのため、他の人の手柄になってしまうことも少なくはないでしょう。つまり、気付けば縁の下の力持ちポジションになってしまっているのです。
自分がぐいぐいと前面に出て主張ながら仕事をすれば、誰もがそつなくこなす人を評価するでしょう。しかし、その主張そのものがないので、他の人の成果になってしまったとしても、周囲も当たり前のように受け入れてしまうのです。
誉め言葉だと受け取り、努力をやめてしまう
実はそつなくこなす人は、褒め言葉に弱いという特徴も持っています。褒められると「現状の自分で十分なのだ」と満足してしまい、努力をやめてしまうのです。仕事が途中の段階でも「よくここまでやったね」と褒められれば、「ここまででいいか」となってしまうんですね。
野心のある人は、褒められるほどに更なる高みを目指そうとします。いつまでも自分に満足することがないので、出世に必要なストイックさを失うことがないのです。逆に、そつなくこなす人は「自分は十分やった」という段階で歩みを止めてしまうので、出世には一向に近づけないのです。
ある程度のところで満足してしまう
褒められて満足してしまうように、ある程度のところで満足してしまうことも、そつなくこなす人が出世しにくい理由です。「出世したい」という気持ちがあれば、仕事の成果を残すだけではなく、上司や部下への配慮も忘れないものです。しかし、現状が円満であれば、それで十分だと感じてしまうのです。
仕事に関しても、ある程度のところで満足してしまうのですから、マニュアル以外のことは苦手という面もあります。自分で企画した仕事を周囲に評価してもらおうという熱意に欠けているので、仕事はできても出世はできない人、になってしまうのです。
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