なぜ姑が嫌い?その理由とは【後編】
「仕事を辞めろ」とうるさい
「女は結婚したら家庭に入るもの」という考えが一般的だった時代もありますが、現代ではあまり通用しない考え方ですよね。共働きでないと生活が苦しいと感じている夫婦は多く、女性が専業主婦を夢見ても実現できないことが多いのです。
そんな状況を知ってか知らずか、「息子のために専業主婦になりなさい」と要求する姑もいます。現実的に無理だということを伝えても、「うちの息子が甲斐性なしみたいじゃない」と逆ギレされて話にならないことも。
それに、結婚しても仕事を続けたい女性だってたくさんいるのですから、夫婦がともに納得しているなら、「嫁に行ったら専業主婦にならないといけない」なんていう姑の言葉に耳を傾ける必要はないでしょう。
デリカシーがない
姑のデリカシーの無さにウンザリして嫌いになったという人もいます。さきほどの体験談にもありましたが、代表的なのが「子どもを産まないのか」「早く孫の顔を見せろ」という言葉です。姑からその言葉をかけられるだけでプレッシャーを感じるという人はかなり多く、しまいには「姑の顔すら見たくない!」と思うくらい嫌いになってしまうのです。
また、夫婦の家に勝手に入り込んで、家の中を物色しては家具の配置を変えさせたり、文句をたれたりする姑もいます。ここまでくるとデリカシー云々ではなく、常識が欠けていると言っても過言ではありません。
とにかく小言が多くて嫌い
姑は小言が多いというイメージを抱いている人は多いと思います。ドラマや小説でもそのように姑が描かれることは多いですよね。「私のやることなすことすべてにグチグチ文句を言う姑のことが嫌いで仕方ない!」という女性も少なくないでしょう。
日ごろから小言が多いと聞く気も失せます。真に受けず聞き流すくらいがちょうど良いのかもしれません。
嫁と姑は仲が悪いものだと思い込んでいる
世の中の女性の中には、「嫁と姑は仲が悪いものだ」と思い込んでいる人もいます。その思い込みのせいで変に姑を敵対視してしまい、自ら距離を取って険悪なムードを作り上げてしまっている嫁もいるのです。
「別に何をされたというわけじゃないけど姑のことが嫌い」と言っている人は、「嫁姑全員不仲説」を推しているのかもしれません。
もしかしたら、姑は「嫁と仲良くしたい」と思っている可能性もあるでしょう。嫁と姑の仲が必ずしも悪くなるということはありません。まずは「姑とは嫌うべき人物だ」と思い込まずに、ゆっくり姑と対話することから始めてみると良いでしょう。