嫉妬した男性がとる態度
急に不機嫌になる
たとえば、カフェで二人で楽しく雑談をしている様子を思い浮かべてみましょう。あなたが昨日職場で起きたことを話し、彼氏がそれをうんうんと聞いています。
その途中、彼氏の態度が急に「ムッ」としだしたら要注意。もしかしたらあなたは、雑談の中で別の男性をほめてしまったのかもしれません。あなたの気持ちが少しでもほかの男性に向いてしまったことが面白くないのです。
不機嫌になると口数が減る男性が多いですが、それはあなたの気持ちを独占したい、自分こそを評価してほしいという心の叫びといえます。
周りの人や物にあたる
無口になるだけなら良いですが、場合によっては周囲に対して態度が悪くなることも。本当ははっきり嫉妬心を主張したいのですが、プライドがそれを許しません。そのため、行き場のない不快感が、そういった態度に表れるのです。
嫉妬心自体も、それを表に出せないプライドも、結局は自信のなさから生まれるもの。嫉妬深い男性が「小さい男」と評されるのはこのような理由に由来します。
ただ、本人は好きで自信のない人間になったわけでも、嫉妬深い性格になったのでもありません。本人自身が一番、その性格に振り回されていることもあるでしょう。そこを女性がフォローしてあげることができれば、男性はその女性に一気に夢中になる可能性が高いです。
相手に否定的な態度をとる
嫉妬心の根底に劣等感があることは、これまで解説したとおりです。ほかの男性が評価され、自分が劣っているのがつらいのです。
そこで男性がとる防衛反応の1つが、相手の男性に否定的な態度をとること。自分が下だと評価されたのなら、相手を落として自分より下にしてしまおうという解決方法です。あなたの知人男性の悪口をいきなり言い始めるなど、悪い態度をとり始めたら、それは男性が嫉妬している証拠です。
無視する
嫉妬相手や彼女のことを考え続けていると、男性は負の感情の泥沼にはまってしまいます。どうせいくら考えても解決することはないのですから、そこから気持ちを切り替えることが大切です。
そのため、彼女からしばらく意識を離すことがあります。たとえば、メールやLINEをチェックしないなどは典型例です。彼女のことを考えずに仕事や趣味に集中し、嫉妬心が収まるのを待ちます。こういうときはしつこく話しかけるとマイナスになるため、そっとしてきましょう。
ほかの女性の話をする
あなたがほかの男性を評価したのと同じように、彼氏もほかの女性を評価するような話をするかもしれません。そのとき、あなたが嫉妬心を抱いたら、彼の思惑どおりです。彼は「君は僕に同じことをしているんだぞ」と主張したいのです。
もっといえば、この態度は「嫉妬したらつらいのが分かっただろう。僕もつらいのだからもうやめてくれ」と暗に訴えているということ。お互いに謝って話題を切り替えることが大切です。
自分を大きく見せる
これは、自分の評価を高めて相手より上になろうという嫉妬心の解決方法です。男性が自分の性格や役職、年収などをアピールするような態度をとったら、それは嫉妬心に由来している可能性があります。
特に、誰かと自分を比較するような態度であれば、ほぼ間違いなくその相手に嫉妬しています。何とかして、その人より自分のほうが優秀だと証明したいということ。この段階で女性が男性のアピールを認めてあげると、嫉妬心が収まるケースが多いです。
甘えてくる
男性は嫉妬した時に、彼女に急に「会いたい」といったり、抱きしめたりします。これは、独占欲を満たし劣等感を解消したいと同時に、彼女に慰めてもらいたいという態度。つらい気持ちが、怒りや不満ではなく悲しみとして表れた態度といえます。
このときは「寂しいんだな」と理解してあげて、どこかへ一緒に遊びに行く提案などをするとよいでしょう。思いきり二人の時間を楽しめば、彼の悲しみも癒え、態度も普段どおりに戻るはずです。
強がって態度に出さない
あなたがほかの男性をほめたとき、ほとんどの男性は初めにやきもちを隠そうとします。本当は自分だけを見てほしいのですが、それを態度に出すのはカッコ悪いと考えて我慢しているのです。そのため「そっか、それはすごいね!」などと平静な態度を装って応じます。
ここで女性が気づかず、他の男性をほめ続けると、我慢が続かずにすっかり意気消沈してしまうことも。彼が嫉妬心を態度に出さずに済むうちにフォローを入れておくとよいでしょう。
常に一緒にいようとする
ヤキモチ焼きな男性は好きな女性の行動ひとつひとつが気になって仕方がありません。自分が知らないところで他の男性と会っていないか、余計な人と変な会話をしていないかなどをチェックしたがる傾向にあるのです。
そのため、何が何でも常に女性と一緒に居ようとしてくるでしょう。彼女が何をしていたかなどの行動を監視できる上、自分が側に居れば変な虫が寄ってこないとさえ思っているのかもしれません。
「あの人と何してたの?」など質問してくる
好きな女性の一挙手一投足が自分の心を激しく乱してくるため、心の衛生は常に保っていたいのが嫉妬する男性です。だからこそ彼女が誰かと会話をしたり会っていたりすると、「あの人と何をしてたの?」といちいち質問してきます。
彼女からしてみれば面倒くさい質問な上、付き合ってもいないのに何故答えなければいけないのかと思ってしまいますよね。男性に好意があるなら教えてあげてもいいかもしれません。
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