嫉妬する男性の心理
そこで次は、嫉妬する男性の心理を具体的に見ていきましょう。
他の男に負けたくない
どんな男性もほかの男に負けたくありません。たとえ相手が友人であれ職場の同僚であれ、同じ男である以上、男として負けたくないのです。このように、男性は無意識のうちに常にだれかと競争している負けず嫌いな生き物です。
そのため、同僚が先に出世したり彼女がほかの男を褒めると耐えられません。自らの敗北を眼前に突き付けられ、たまらず膝から崩れ落ちてしまうのです。
そして、このような経験が重なると、男性は余計に嫉妬深い態度をとるようになります。すり減って残り少なくなった自信を守るために、ムキにならざるを得なくなるからです。
コンプレックスを刺激される
ほとんどの人は何かしらのコンプレックスを抱えているでしょう。身長や顔立ちといった生来の体質によるものから、年収や学歴といった社会的なものもあります。
そして、男性はこれらのコンプレックスを刺激する相手に嫉妬します。つまり、顔がコンプレックスならイケメンに嫉妬するということ。男性は、その相手を意識するたびに自分のコンプレックスを突き付けられ、落ち込むのです。
まして、自分の彼女がその相手を評価すれば、それはコンプレックスをえぐられるようなもの。悔しさは努力に繋がることもありますが、努力ではどうにもならないこともあります。それを、世界で一番大切な女性に刺激されれば、心に大きな傷を残すこともあるでしょう。
誰かに取られないか不安
誰だって、恋人をほかの異性にとられるのは恐ろしいことですよね。彼女がほかの男性を褒めると、彼氏は彼女の気持ちがほかの男性に移ってしまったのではないかと不安になります。
特に、男性は女性よりも支配欲が強い傾向にあります。支配欲とは、自分が優位に立ちたいという感情のこと。そして、劣等感が強いほど優位に立つことへの渇望は強くなります。そのため、好きな女性を支配できないと大きな不満を抱えることになるのです。
彼女にも負けたくない
一般的に、交際関係にある男女において男性が嫉妬するといえば、ほかの男性に対してでしょう。しかし、嫉妬の根底にあるのは「負けたくない」という気持ち。そしてこれは、何も男性に対してのみ芽生える気持ちはありません。彼女より劣っているのも男性にとっては大きな苦痛です。
そのため、彼女がほかの男性を評価すると、「彼女が自分の手の届かないところに行こうとしている」という気持ちも芽生えます。特に、評価された男性のほうが自分よりも彼女にふさわしいと認めざるを得ない場合は耐えられません。男性によっては自分が世界で一番のダメ人間だという気にさえなることもあるのです。
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