「猜疑心」の意味とは？猜疑心が強い人の特徴＆克服方法まとめ！ (4/9)

猜疑心が強い人の特徴《行動編１》

猜疑心が強い人の特徴は、性格だけでなく行動でも知ることができます。どのような行動が、猜疑心が強い人の特徴であるといえるのでしょうか。ここからは、猜疑心が強い人の特徴を行動面からみていくことにします。

人の話をよく聞いていない

人の話をよく聞かない人は、誰かが話をしているとき、「多分こんな内容だろう」と勝手に決めつけていることがあります。また「この話、本当なの？間違ってない？」と半信半疑でいることも多く、しっかりと耳を傾けて、話の内容を頭に入れることができないのです。

そのため、いざ何かしようとしても、やり方が分からなかったりトラブルに巻き込まれたりしやすくなります。すると、話を聞いていない人は、自分の行動を反省するのではなく「しっかりと伝えてくれなかったんじゃないか」と相手に責任を押しつけようと考えてしまうのです。

否定的な言葉をよく使う

言い訳する時は「でも…」「だって…」「そんなこと言ったって…」などの言葉を使うことが多いでしょう。この様な否定的な言葉を使うのは、たいてい自分が悪くないことを伝えたいときや相手に責任があると思っているときです。

そのため、否定的な言葉が出るときは、自分以外の人を疑っているということです。とくに、猜疑心が強い人は、「でも…」「だって…」のように否定的で言い訳めいた言葉を使うことが多く、なんとか自分に否がないことを伝えようとするのです。

勘違いをしやすい

自分勝手な解釈で勘違いや誤解をしてしまうと、自分と相手の関係が悪化するだけでなく、周囲を巻き込んでトラブルを招く可能性があります。

猜疑心が強い人は、自分が勘違いや誤解をしていることに気がつかないことが多いため、相手が自分に対して悪意を持っておこなったのではないか？と疑ったり憤慨したりするのです。

コミュニケーションをとるのが苦手

人とコミュニケーションを上手に取れないのは、人と関わる際に信用できないと初めから疑っているためです。

猜疑心の強い人は、常に「騙されないようにするためにはどんな風に人と接したら良いか」「建前だけの会話や挨拶程度なら傷つけられることもないだろう」などと考えています。

人と関わっても、自分の事を悪く評価されるだけだと思い込んでいるので、人と深く関わろうとせずコミュニケーションも上手に取ることが出来ないのです。