寂しがり屋な人の心理とは?
認められたい
認められたいと感じることを、承認欲求と言います。寂しがり屋の人は、特にこの承認欲求が強い傾向にあるようです。承認欲求は当然のことながら、誰かに認められなければ満たされることはありません。
しかし「認められたい」と思うことは、他人の評価を気にすることでもあります。周りの目を気にして認められるための行動ばかりしていると、人に心を開くことすら難しくなってしまいます。誰にも心を許すことができなければ、人はどんどん孤独になっていくでしょう。
結局、認められたいという目的意識が強ければ強いほど、より孤独を感じてしまうことになります。
人に甘えたい
寂しがり屋の人の中には、人に甘えたいという気持ちを持っている人も少なくありません。職場などでは頼りがいのある人物と評価されていても、頑張っているからこそ誰かに甘えたい気持ちを抱える人も多いことでしょう。しかし一人暮らしの人など、身近に甘えられる人がいない場合は、すぐにその気持ちを解消することができませんよね。
そんな時に、寂しがり屋は人恋しくなって誰かに連絡を取りたくなってしまうのです。甘えた時に受け止めてもらうことで安心し孤独を感じなくなるという人は、実は意外と多いようです。甘え上手な人は、自分の寂しがり屋な一面と上手に付き合うことができている、とも言えるのではないでしょうか。
自分だけ独りなのではないかと不安
同世代の友人が結婚したり人生を謳歌している時、自分の生活との違いを目の当たりにして孤独を感じる人もいるでしょう。「隣の芝生は青い」と言いますが、寂しがり屋は「自分以外の人間はみんな孤独ではない」と錯覚しがちです。自分だけが孤独で寂しいのだという思考に陥ってしまうのです。
そう感じてしまうと日々の中での孤独感に敏感になってしまい、常に誰かに連絡を取らないと不安になったり、同じような気持ちでいる人を探してしまう傾向にあります。
楽しそうな人が羨ましい
大人になると職場と家の往復で一日が終わってしまい、何かを楽しむ余裕がなくなってしまう人が多いでしょう。生活の仕方はそれぞれですが、趣味を楽しむなどの充実した日々を送っている友人を見て羨ましくなる人にも、寂しがり屋の素質があると言えるでしょう。
他人を羨み、自分では行動を起こせない場合、フラストレーションが溜まってきて卑屈になってしまうことも。卑屈な気持ちは他人に打ち明けることもできないため自分の中だけで抱えることになり、結果として寂しいという気持ちが大きくなるでしょう。
一人だとネガティブになってしまう
人前にいる時に元気でポジティブに見せている人ほど、一人になるとネガティブ思考に陥ってしまうタイプの人が多いかもしれません。一人でいる時には誰かの機嫌をうかがう必要はありませんから、人に文句を言われることはありません。ですから、ネガティブであってもそれを隠す必要はないのです。
孤独な時間があると、誰かに干渉されることなく考え事をすることもできます。寂しがり屋の人は、独りでいることで物事を余計に悲観的に考えてしまうようです。
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