子供っぽい人になってしまう原因は?
何でもお世話してもらえる環境で育った
両親が過保護で何でもお世話してもらえる環境で育った人は、子供っぽい人になりやすい傾向があります。子供が大きくなってくれば、自分の頭で考えさせ自分の意志で行動させて、自立を促していかなければなりません。
大人になるにつれて、自分の思い通りに物事が進まないことが多くなるので、子供に我慢を覚えさせることも必要になります。ですが、子供が欲しいものを何でも与えてしまうと、我慢することを覚えなくなるのです。
さらに、身の回りのことを全て両親がやってしまうと、子供は「自分が何もしなくても誰かがやってくれる」と他力本願になってしまいます。そのため、感情をコントロールできずすぐに表情に出す、自分の頭で考えて自己責任で行動することができないなど、子供っぽい性格になってしまうのでしょう。
人生の大きな壁にぶち当たったことがない
子供っぽい性格の人は、人生の大きな壁にぶち当たったことない人がほとんどです。人間は、時につらいことや嫌なことを経験し、それを乗り越えることによって精神的に成長することができます。
ですが、大きな壁にぶち当たる前に挫折してしまい、つらいことや嫌なことから逃げ続ける人生を送っていると、自分に甘く、精神的に未熟なまま大人になってしまうのです。
保護者からの愛情が不足している
両親が過保護なのも子供っぽい人になる原因のひとつですが、逆に愛情不足が原因で子供っぽくなってしまう人も少なくありません。
子供は両親からの愛情が感じられないと、両親の気を引くために色々な手段に出ます。例えば、友達の大切な物を盗んでしまったり、家の物を壊したり、駄々をこねたりすることで、両親から「どうしたの?」と心配されることを期待したり、もっと自分にかまってほしいとアピールするのです。
しかし、そういった方法で両親の気を引くことに成功すると、大人になってもそのやり方に頼り続けてしまい、大人になっても子供のように精神年齢が低くなってしまうのです。その結果、子供のころのように周囲の迷惑も考えずにはしゃいだり、感情をコントロールできずに周囲に怒りや悲しみをぶつけてしまうのでしょう。
他人との関わりが少ない
他人との関わりが少なかった人も、子供っぽい大人になりやすい傾向があります。子供というのは、大人と比べると視野が非常に狭いため、自分の感情や価値観が全てで、自分を中心にして世界が回っていると思い込みやすいです。
ですが、学校で集団生活を送り、色々な人と向き合う経験を積み重ねることで、徐々に考え方や価値観は人それぞれ違うということが分かってきます。また、コミュニケーション能力や協調性など、集団の中で生きていくための力も養われていくでしょう。
しかし、なんらかの原因で子供時代に他人と関わる機会が極端に少なかった場合、視野が狭く、対人スキルが養われないまま大人になってしまうため、子供っぽい性格が残りやすいと考えられます。
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