優しすぎる男と本当に優しい男の違い
その違いをどうやって見分ければいいのか、そのポイントをいくつかご紹介しましょう。
真面目に相談に乗ってくれるか
まずは、真面目にあなたの相談に乗ってくれるかどうかが見分けるポイントです。ただ単に話を聞くだけであれば、優しすぎる男。「自分だったらこうする」とか「それは間違ってるんじゃない?」などとしっかりアドバイスをしてくれる男性は、本当に優しい男です。
特に女性は、相談する時に共感を求める傾向にあります。相談したからといって、アドバイスがほしいわけではありません。そのため、男性からアドバイスされたら、「そういうのを求めてるんじゃない」と感じるでしょう。しかしその男性は、本当に親身になっているからアドバイスしてくるのです。それは「あなたのため」ですよね。
話を聞き、相手に共感するだけであれば、かえって楽なのです。にもかかわらず、あえて自分の意見を交えて話す男性こそが、本当に優しい男と言えるでしょう。
悪いことをしたら指摘してくれるか
あなたが悪いことをした時に、指摘してくれたり怒ってくれたりする男性は、本当に優しい男です。指摘したり怒ったりすると相手に嫌われる可能性が高いため、やめておこうと思ってしまう人は多いです。嫌われる危険を冒してまで正しい道に導こうとするのは、あなたを守りたいからでしょう。
極端な例を出すと、あなたが犯罪を犯した時に、「何をやってるんだ!」と叱ってくれるのが、本当に優しい男です。その瞬間は突き放すこともするでしょう。逆に「そんな状況だったら仕方ないよね」「間違いは誰にだってあるし」と、あなたのことを否定せず優しい言葉だけを並べるのは、優しすぎる男。優しすぎる男の言葉は、あなたのためになっていると言えるでしょうか?
本当に相手のことを大切に思っていたら、相手が間違った方向に行こうとした時、「違う!こっちだよ!」と強引にでも引っ張るはずですよね。しかし優しすぎる男は、強引にして嫌われてしまうのが怖いため、優しさしか与えられないのです。
優先順位がハッキリしているか
状況によっては、優先順位をハッキリさせるべき場面があります。例えば結婚していて子供もいる状況であれば、何よりも子供を優先すべき時があるでしょう。そんな時に男性がしっかり優先順位を守って対応してくれるかどうかも、見分けるポイントになります。
仮に子供が熱を出したとしましょう。本当に優しい男であれば、仕事が終わったら速攻で帰宅し「大丈夫か?」「何か買ってくるものないか?」と父親として心配するはずです。一方、その状況を分かっていながらも「飲みに誘われたから行ってくる」「埋め合わせは後でするから」と言う男であれば、本当に優しい男とは言えませんよね。
誘われた時に「子供が熱出しているから」と断れないのは、誘ってくれた相手に悪いと思うから。また、断ることで自分が悪く思われたくないからでしょう。
あなたのことを守ってくれるか
自分にとって特別な存在の恋人を周りから悪く言われたら、イラっとするのは当然のことですよね。そのときに「そんな人じゃないよ」「こういう所もあるんだよ」としっかり否定できるのは、本当に優しい男です。逆に「たしかにそういう所あるよね」「実は俺もそう思ってたんだ」などと乗っかってしまうのは、優しすぎる男です。
特別な人を守ることよりも、相手に合わせることの方が大事なのでしょう。目の前にいる人に嫌われることを恐れているのです。様々な状況において、あなたを守るための言動か、それとも自分を守るための言動かをチェックすべきでしょう。