バイセクシャルと近いセクシュアリティの種類
では、バイセクシャルと近いセクシュアリティの種類をこれからご紹介していきます。
パンセクシャル
「パンセクシャル」は「全性愛」とも言われ、性別や性的指向に関係なく、どんな人でも好きになることができる人のことを指します。
パンセクシャルはバイセクシャルと混同されやすいのですが、バイセクシャルは相手が男性か、もしくは女性であることを前提にしているため、性別という枠はある程度意識していると言えるでしょう。
一方、パンセクシャルの場合は性別という枠にとらわれていないのが、バイセクシャルとの大きな違いです。そもそも、性別は「男」か「女」の2つだけだと思いがちですが、中には、「自分の性別は男でも女でもない」と自認している人もいます。
ですので、性別という枠にとらわれないパンセクシャルの人は、性自認がどんな人であっても愛することができるセクシュアリティだと言えるのです。
セクシャル・フルイディティ
「セクシャル・フルイディティ」は、性自認や性的指向が流動的に変わる人のことを指します。つまり、一週間前は女性が好きで、昨日は男性が好きで、今日は女性と男性のどちらも好きというように、日によって恋愛対象が変わるということです。
なお、この流動性の度合いは人によって異なり、性自認や性的指向がほとんど変わらないという人もいれば、日常生活に影響を及ぼすほど頻繁に変わる人までさまざまです。
バイキュリアス
「バイキュリアス」は、性的指向は異性であるものの、同性との恋愛にも興味がある人のことを指します。今まで付き合ってきた人は異性で、同性とは付き合ったことはない。けれど、「同性の友人がなぜか気になる…」と感じている人は、バイキュリアスである可能性が高いと言えるでしょう。
バイロマンティック
「バイロマンティック」は、異性にも同性にも恋愛感情を抱く人のことを指します。ちなみに、バイロマンティックは恋愛的指向のみを定義しており、性的指向は定義されていません。
ですので、バイロマンティックでゲイ、バイロマンティックでレズビアン(同性にも異性にも恋愛感情は抱くが、性的欲求を抱くのは同性のみ)という人がいるように、恋愛的指向と性的指向が異なる場合もあります。
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