夫が拒否してセックスレスになった時に起こるトラブル
かと言って、性欲の問題も放置していてはいけません。夫の拒否から始まったセックスレスが長引くと、これらのトラブルに発展してしまう危険性があります。
夫が妻の性欲を責める
男性の中には「セックスは自分から誘いたい」と考える人が少なからずいます。女性にはそれほど性欲がないという先入観があるのです。そのため、妻から求められて拒否する状態が続くと、夫は妻を責めるようになります。
「いつもタイミングが悪い」「なんでセックスしたいの?」「こっちは疲れてるのに自分のことしか考えていない」などと、夫から言われてしまうこともあるでしょう。
セックスレスはお互いが歩み寄らなければ解消できません。夫の心理がこんな状態では、改善は見込めないでしょう。
夫が話し合いに応じない
どうしても妻を抱く気になれない…と思っているのに、妻から「何でしてくれないの?」と責められたら、夫はどう思うでしょうか。きっとほとんどの男性が「できないものはできない」とはねのけてしまうのではないでしょうか。
自分がセックスを拒否したことによる罪悪感を通り越して、「仕方がないことだ」と自己完結してしまっている男性は、セックスレスの話し合いにすら応じないケースも多くあるようです。
男性の中には、自分の感情をさらけ出すことが苦手なタイプも多いです。そのような男性の場合、自分の都合の悪いことからは逃げてしまう傾向にあります。
夫・妻への関心がなくなる
愛し合う男女にとって、セックスは性欲を解消するためだけの行為ではありません。特に付き合い立てのカップルの場合、性欲よりも「相手ともっと近づきたい、触れ合いたい」という感情の方が強いのではないでしょうか?セックスは愛情を伝えあう行為でもあるのです。
そのため、どちらかがセックスをしたいのに、もう一方が拒否するという状態が長く続くと、一方が不満を抱えることになるのは明白ですよね。そうなると、相手に対しての不信感や怒りが増すでしょう。
結果的に、拒否する方も拒否される方も、パートナーに対して関心がなくなってしまうことも多くあります。
どちらかの不倫や浮気
セックスレスの夫婦が1番警戒しなければならない問題が、相手の不倫や浮気です。拒否している側の夫が浮気をしている可能性もありますし、拒否された妻があとあと浮気をするケースもあるでしょう。
先ほどもお伝えしましたが、セックスでのすれ違いは大きな不信感を生みます。夫婦の心が離れていって、愛情や肌の触れ合いを外に求めてしまうことは、珍しいことではありません。
離婚を考えるようになる
夫や妻が浮気をしていないからといって、安心してはいけません。男女が一緒にいて、セックスをしないということは、性欲を解消できないということ。人間の三大欲求のひとつである性欲が解消できないと、思っている以上に精神的ダメージを受けるはずです。
となれば、解決策はふたつしかありませんよね。どうにかしてセックスレスを解消するか、離婚して新たなパートナーを探すかです。
しかも、「このままでは一生セックスできないんじゃないか」と感じるのは、拒否された側の妻だけではありません。「妻を抱けない」という罪悪感を抱える夫が離婚を切り出すケースもあるのです。
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