支配欲が強くなる原因と理由
自分だけが正しいと思っている
一つ目に、自分だけが正しいという考えから、徐々に支配欲が強くなっていったことが考えられます。もしかしたら、正しいと思って行動に移したことで、成功した過去があるのかもしれませんね。「やっぱり自分が正しかった」「あの時周りに流されて考えを変えなくて良かった」という実績があるのでしょう。
自分の正義に従って行動した結果、成果を残したり人に感謝されたりしたために、支配欲が強くなってしまったと考えられます。
支配されていると感じた経験がある
物心ついてからずっと支配欲を持っている訳ではなく、支配されてきた経験があるために、逆に周りを支配したいと思うようになった人もいるでしょう。中でもよく見られるのが、育った家庭の中で支配されていたケースです。
親からずっと支配されてきて、息苦しい日々を長く送ってきた場合、支配し、支配されるという関係が当たり前になるでしょう。そして支配されていた自分がやがて大人になり、今度は支配する側になったと考えられます。支配する相手は、恋人が多そうです。恋人は家族に近い関係なので、自分が思った通りにコントロールしたいと思うようになるのでしょう。
また、両親が支配し支配される関係であった場合も、同じことが言えるかもしれません。仮に父親が支配する側、母親が支配される側だったとしたら、その男女関係が基準になるでしょう。「女は男の言うことを聞くのが当たり前」「男が女を支配するのが自然だ」という価値観がいつのまにか植え付けられてしまうのかもしれません。
大切にしていた人からの突然の裏切り
自分が大切にしていた人から突然裏切り行為をされたことで、支配欲が強くなってしまう人もいます。それまでは他者を支配したいとは思っていなかったのに、「絶対にこの人は裏切らない」「一生一緒にいてくれる」と信じていた相手から裏切られたことで、「絶対なんてない」と思うようになったのでしょう。
絶対的に信じられるものがなくなったら、目に見える安心や保証が欲しいと感じるはずです。支配欲が強い人はそれが欲しくて、指示ばかりしたり言うことを聞かせようとするのです。このような人は、裏切られたことで初めて恐怖や不安を味わい、その瞬間からトラウマができてしまったと言えそうです。
自分に自信がなく支配欲が強くなっている
他の人と比べて自分には優れているところがない、自信が持てるところがないと思っていることが原因で、人に対する支配欲が強くなっていることもあるでしょう。相手が恋人であれば、他の異性に取られてしまうのではないか、自分の元にいてくれないのではないかという不安が常にあり、支配欲や独占欲が強くなってしまうのです。
ただし、自分に自信がないながらもプライドが高い人が多いため、そのことも支配欲と関係してくるかもしれません。素直に「行かないで」とか「一緒にいて」と言えたら可愛いげがあるのに、プライドが邪魔して強気に出ることしかできないのでしょう。
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