かっこいいチーム名まとめ《日本ならでは!漢字編》
戦国ファンにはたまらない「風林火山」
誰もが一度は耳にしたことがあるのではないかと思われるこの「風林火山(ふうりんかざん)」は、もともとは甲斐の戦国大名・武田信玄の旗指物に記された、戦における心構えを説いたものです。「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」が一つにまとまって、「風林火山」と呼ばれるようになりました。
「風のように素早く動き、林のように静かに佇む。火のように激しく侵略し、山のようにどっしりとして動かない」という意味。江戸時代になってから、これらの文章を端的にまとめたことがわかっているそうです。
いずれにしても、戦国ファンなら知らない人はいないほどの名言です。漢字で見たときのカッコよさに加えてサウンドもいいので、チーム名に多く使われています。
壮大なスケールを意味する「国士無双」
麻雀が好きな人なら、間違いなく麻雀を連想する漢字が「国士無双(こくしむそう)」。その理由は、麻雀における役の一つだからです。
ただし、国士無双には「国中にならびない国士」という、国の強さを表す意味のほか、「天下第一の人物」という意味もあります。
チーム名として用いれば、チームの強さを強調する名前になるでしょう。あるいは、特定のジャンルで活動する時には、「このジャンルにおいては天下一」というアピールになります。
麻雀のチームでも使えそうですが、かえってややこしくなりそうなので、他のジャンルのチームで使うのがいいですね。
女性のチーム名におすすめ「百花繚乱」
「百花繚乱(ひゃっかりょうらん)」はむずかしい漢字ですが、不思議と誰もが読めるのではないでしょうか。
その意味するところは、「百もの花が美しく咲き乱れる様子」です。チームに例えると、メンバー一人一人が花。それぞれが持つ個性を、異なる花にたとえています。チームの人数が百人いなくても、それぞれ個性が違えば、それはまさに「百花」です。
「繚乱」は才能が一斉に開花した様子を例える言葉。百花繚乱からは、異なる個性がまとまり、一気に花開いた印象を与えます。女性だけで踊りやダンスをするチームなら、まさに最適な漢字です。
疾風のごとく駆け抜けろ!「韋駄天」
「日本マラソン界の父」と称えられる金栗四三さんを主人公にした大河ドラマ「いだてん」が、NHKで放送されていましたね。金栗四三さんは日本人初のオリンピック選手であり、マラソンにも耐えられるように作られたマラソン足袋で、世界最高記録を打ち出した功績者です。
この大河ドラマのタイトルにもなった「韋駄天(いだてん)」とは、厄災から人々を守る力を持った神様のこと。足が速いことで武勲を立てた高い位の神様ですが、足の速い神様がいたこと自体、非常に興味深く感じられます。
走ることをメインにするチームなら、神様にあやかってつけるだけあって、これ以上かっこいいチーム名もないでしょう。
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