執着心を捨てるための方法《気持ち編》
自分が執着していることを認識する
執着心が強い人の特徴に、「自分が基準で、自分が常に正しい」という考えを持っていることが挙げられます。その結果、付き合っている相手にその日の予定や今日したことなどを聞くのは当たり前。強い執着が、相手のプライバシーを侵害しているとは思いもしません。
まずは自分の行動を振り返って、自分が執着しているという事実を認識することが大事です。執着心を捨てたいと考えているなら、何に執着しているかを紙に書き出してみるといいでしょう。
その際、「人、物、出来事」に分類すると、何に執着する傾向が強いのかも見えてきます。
損得勘定の考え方を捨てる
子供時代の貧しい経験が原因となっている人に多いのが、物事を常に損か得かで考える思考形態です。
その考え方はお金に関して特に顕著で、割り勘の際には1円単位まできっちり計算し、食べ放題のブッフェでは「食べ負けまい」という行動がみられることも。
お金では測れないことでさえも、損得勘定に当てはめて考えます。「この人と付き合うのは損か得か」「手伝うことで得になるならするけれど、見返りがないなら損だからやめておく」といった具合です。
損か得かを強く考えるようになったきっかけは、子供の頃の環境にあるのかもしれません。今は生活に困っていないのなら、損得勘定で物事を天秤にかける思考をやめることが大事です。
感謝の気持ちを持つ
「あれが欲しい、これが欲しい」「あの人に愛されたい、付き合いたい」など、求める気持ちが強いと、執着心もそれに伴って強くなりがち。
しかも、手に入ったとしても満足感は一瞬のもので、すぐに別の人や物を追い求めます。執着心が強い人は、すでに手に入れている物に対して感謝することがありません。手に入れた時点で、関心を失うからです。
執着心を捨てるには、追い求めるのをやめること。今、手に入れている物、つながりのある人に感謝することは、執着心を捨てるのに非常に効果的です。何事にも感謝できる人は、それだけでも好感を得ることができますよ。
周りと比較するのをやめる
ブランド物や高価な貴金属などは、自分自身が満足するだけでなく、人に見せることでステータスを感じられるものでもあります。とはいえ、「これを持つ自分は誰よりも優れている」という考え方を持ってしまったら、物に執着する大きな要因になってしまうでしょう。
物にとりわけ執着する人は、自分に自信がないことが多いです。周りと比較して自分が劣っていると感じるせいで、自分に付加価値を与えてくれる物を持とうとします。
そんな執着心を捨てるには、周りの人と比べるのをやめ、自分は自分という考え方に変えなければなりません。周りと比べることがなければ、物への執着もなくなります。そうなれば、純粋におしゃれを楽しめるでしょう。
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