執着心を捨てるための方法《行動編》
熱中できるものを見つける
執着心とは、特定の人や物に強い意識を向け、それにとらわれてしまっている状態です。時間はあっという間に流れていくというのに、ひとつのことに無駄にとらわれてしまうのは、もったいないことですよね。
執着心を捨てるには、なにか熱中できるものを見つけるのが一番。楽しんでできる趣味を見つけて没頭していると、脳が余計なことを考えなくなります。そうなれば、特定の人や物への執着が薄れていくはずです。
ただし、趣味が執着を強くさせる場合もありますので、純粋に楽しいと思えることを選びましょう。
環境を変える
子供の頃の環境ではなく、その後の環境が執着心を強くするケースもあります。特に、職場で嫌がらせを受けた人などは、何らかの形で和解したり、相手が職場からいなくなっても、しばしばふとした拍子に思い出してしまいます。
当人がいなくても、その時に職場にいた周りの人に対して「あの時、かばってくれなかった」「相手の側についた」と思ったら、それが執着心になることも。どうしても怒りをコントロールできず、忘れることもできないなら、環境を変えるのがベストでしょう。
新しい環境に身を置くことで、以前の出来事を思い出す機会が減れば、徐々に怒りを招く執着心と決別していけそうです。
持ち物を捨てる
物に対して強い執着を持っている場合は、その物を捨ててしまうのがもっとも効果的な方法です。
「手に入れた物を捨てるなんてとんでもない!」という気持ちが、さらなる執着を生む最大の理由です。だからこそ、あえてその原因となる物を手放すのが効果的。ちょっと荒療治ではありますが、物を捨てる行為には気持ちがすっきりするという効果があります。
物を捨てる際には、品物ではなく、「この中に込められた自分自身の強い執着心を捨てている」という意識で行うのがおすすめです。一つ減るごとに、心が軽くなっていくでしょう。
プレゼントをする
お金や物に対する執着心を捨てたいなら、プレゼントをするのがおすすめです。
これまでは、自分がもらうことばかりに必死で、人に贈り物をするのは渋ってきたはず。「人のためにお金を使うなんてもってのほか」と考えてきた人には、効果的な執着心の捨て方でもあります。
もし使わないブランド物をどっさり溜め込んでいるなら、それをプレゼントするのもいいでしょう。人は自分がもらうよりも、人に贈って喜ばれた時に感じるうれしさの方が大きいと、脳科学の研究でわかっているそうです。
相手がプレゼントを喜んでくれたことが思いがけずうれしく感じられたら、お金や物への執着心から離れていけるのではないでしょうか。
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