内弁慶な人への接し方で注意すべきこととは?
聞き役に徹する
家の中では威張り、外では小さくなって、素の自分を出すのをできるだけ抑えているのが内弁慶の最大の特徴とあって、やはりストレスが溜まります。家の中では威張れても、外ではそうなれないことが、大きなストレス要素となるからです。
そんな屈折した心理の持ち主だけに、接する際は聞き役に徹するのがおすすめ。内弁慶の人は、「この人になら話しても大丈夫」という確信が持てれば、意外と心を開いて、かなりプライベートなことも話すようになるケースがあります。
人は誰しも、自分の話を聞いてほしいもの。普段から外では抑え込んでいるだけに、聞き役に徹するのは効果的な方法です。
ひたすら褒める
自信のなさが高じて、外では自信を持って発言や行動ができないのが特徴なだけに、否定的な言葉を投げかけるのは要注意です。表面はニコニコ笑って「その通りだよね」なんて言ってはいても、心の中では怒りが渦巻いている可能性が大。
反論する勇気がないから安心と、内弁慶の人に否定的な発言を繰り返し、自分のうっぷん晴らしをする人もいますが、プライドが高い内弁慶の場合はさらに要注意。プライドを傷つけられた時、人はしばしば牙をむくからです。
内弁慶の人に対しては、否定的な発言はNGだと心得ましょう。ひたすら褒めるのが効果的です。かなりの高確率で、いい人認定されることでしょう。
内弁慶を指摘しない
人のことをあれこれ指摘したがる性分の人は、どこにでもいますよね。内弁慶の人は、自分がそうであると自覚していることがほとんど。誰よりも自分がよくわかっているので、それを隠すのに躍起になるわけです。
そんな隠したい自分の性格を人から指摘されれば、見抜かれてしまったと焦り、慌てふためくかも。誰よりも本人がよくわかっているはずなので、内弁慶を指摘するのはやめておきましょう。
自分のマイナス要素を指摘されて、いい気分になる人はいません。メンタルの強い人なら、指摘を跳ね返して自分の糧にもできますが、そもそも自分に自信がないせいで内弁慶になっているのですから、指摘は禁物です。
いたわってあげよう
自分に自信が持てない、だから勇気がない、というネガティブなスパイラルに陥りやすいことや、傷つくことを極度に恐れるプライドの高さが相まって、失敗を恐れる気持ちが人一倍強いのも特徴です。
そんな内弁慶な性格の人が失敗して落ち込んでいるのがわかったら、そっとしておくよりもいたわってあげるのがおすすめ。「どんな結果でも頑張ったことに変わりはないんだから、結果オーライと受け止めよう」といった具合に、努力をねぎらってあげましょう。
結果が芳しくなかったときほど、いたわりやねぎらいの言葉は心に染み、救いとなってくれるもの。いつもいたわってくれる人に対しては、心を開いてくれる可能性もあります。
大言壮語の可能性をつねに疑う
家の中では饒舌で口達者とあって、家の外でそうなれない時、しばしば大言壮語を繰り返す人になるのも特徴です。自分への自信のなさから、話を大きくすることで自分をより大きく見せようとします。
その結果、自分磨きをして中身を充実させるのではなく、話を膨らませて自分を価値ある者に見せようとするのが特徴。本当のところを確かめたら、話半分ということがしばしばです。
プライドの高い内弁慶のタイプだなと感じたら、話半分に聞いておき、鵜のみにしないのが大事。自分自身の評判を落とすことになりかねません。とはいえ、指摘するのは禁物なので、軽く聞き流しておくのがいいでしょう。
距離を保つ
さまざまな原因が組み合わさって、複雑な心理状態を作りあげているだけに、そんな面倒くさい心理の持ち主と付き合うのはイヤと感じる人も多いのではないでしょうか。
いちいち相手の行動の意味を推測しなければならないなんて面倒ですし、そんな人との付き合いはなるべく避けたいと考えるのも無理はありません。そんな時は、あえてドライに接するという選択肢もあります。
素の自分をさらけ出さないのには、そうするだけの原因と意味があると考えると、ドライに接するのも相手を尊重した選択肢と言えるでしょう。相手が素の自分をさらけ出さないのなら、自分も表面だけのお付き合いに留めるという選択で、一定の距離を保つことができます。
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