腰の振り方や体位に関する専門家の意見とアドバイス
正常位には時間をかけるべし
「正常位は、少しずつ気持ちよさが高まってくる体位なので、無理に挑発したりはせずに、まずは男性にじっくりと挿入感を堪能してもらって、その後、快感に身をゆだねる動きに持っていくのがオススメです。」
これは『「もっと愛される」30歳からのモテSEX』(川上ゆう)に書かれていた一節です。
確かに女性側からしてみれば、正常位は入れてすぐよりも少し時間が経ったあとの方がもっと快感が増していきますよね。
逆に挿入してすぐだと膣内がひきつってしまう場合があります。
それを防ぐためには、挿入してから最低でも30秒ほど動かずにいるのもおすすめです。そうすることにより膣がペニスにジャストフィットするようになり、一層と気持ち良くなる事が可能と言われています。
その後はお互いたくさん気持ちよさを堪能できるよう、腰振りのペースをうまくコントロールして、なるべく気持ち良くなれるようにしていきましょう!
対面座位はクリ派にもおすすめ
他の体位についても紹介していきましょう。女性が一番感じる性感帯はクリトリスではないでしょうか。クリトリスは、ただ気持ち良くなるためだけに存在しているとも言われている女性器ですよね。
そして対面座位は、そのクリトリスを刺激しながら挿入できる体位でもあるのです。
『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス スゴ技編』(宋 美玄)には以下のように書かれていました。
「対面座位には、もうひとつ魅力があります。それは女性がクリトリスで快感を得やすいことです。恥骨と恥骨が、がっちり組み合わさっているため、彼女が腰をくねらせればクリトリスがあなたの恥骨で擦れます。
そのテンポや強さは彼女に任せればいいでしょ う。彼女が激しく動いてもブレないよう、あなたはどっしり腰を下ろしていればそれでOKです。彼女が腰を動かすポイントをまだつかめていないようなら、あなたが手を伸ばしてクリトリスに触れてもいいですね。」
女性であれば思わず「なるほど…」と思ってしまうのではないでしょうか。対面座位はクリトリスを刺激しながら挿入できるため、まだ中イキした事のない女性には特におすすめですよ。
また、対面座位は女性主導の体位でもあります。彼が疲れてきたタイミングで女性側が主導権をにぎれば、長く挿入を楽しむことが可能になります。
腰振りは男性だけではなく女性もマスターした方が、セックスそのものをもっと楽しめるようになりますよ。
ポルチオでイク体位は?
最後に、少しハードな挿入についてご紹介しましょう。開発が必要にはなりますが、ポルチオについてです。
ポルチオでイクためにはどんな体位が適しているのでしょうか?『女性が必ずイク体位・オーガズム48手 完全マニュアル』(由良橋勢)に、詳しい解説があります。
「後位で合体した後に、女性が背中を大きく反らして上体を持ち上げた体勢で、ピストンを受ける体位。
女性が背中を反らして上体を上げることで、膣の方向性(膣口から膣最奥へ向けての角度)が、出入りをするペニスの反り返りと揃うこととなる。
ペニスの反り具合と膣の方向性とが揃うと、出入りをするペニスの先端は、 膣奥にある子宮口やその周辺の、いわゆるポルチオ性感帯をストレートに突いたり圧迫したりすることとなる。
ストレートに突き込まれれば、刺激が逃げたり分散したりせず、ストレートにポルチオ性感帯へと加えられることになり、女性はより速く、より強く、膣で感じるエクスタシー=中イキに達することとなるだろう。」
膣の方向とペニスの反り返りが一致することで、ポルチオ性感帯にストレートに到達できるということですね。
もちろん、無理に突くのはNGですよ。ポルチオだけではなく、基本的に無理に深く挿入すると女性側は痛みを感じてしまいます。
腰振りはあくまでも女性の様子を見ながら調整して下さいね。
<参考文献>
『「もっと愛される」30歳からのモテSEX』(川上ゆう)
『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス スゴ技編』(宋 美玄)
『女性が必ずイク体位・オーガズム48手 完全マニュアル』(由良橋勢)
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