【おまけ】保育園と幼稚園のシステムの違い
利用できる期間
まず幼稚園と保育園は利用できる期間が大きく異なります。基本的には幼稚園の対象年齢は3歳から5歳なのに対し、保育園は0歳から5歳まで対応。最近では2歳から受け入れている幼稚園も増えているようですが、それでも保育園の方が圧倒的に長期間ですよね。ホイ卒の場合、最長で6年間同じ園に通う子どももいるんですよ。
また、長期休みの有無も幼稚園と保育園で異なります。幼稚園は春休み・夏休み・冬休み期間が設けられているのに対し、保育園は基本的に長期休みはありません。受け入れの年齢や長期休みに関する規定は園によって異なりますので、入園準備が必要な人は下調べをしておきましょう。
教育の有無
幼稚園と保育園には教育に関する規定も異なります。例えば管轄。保育園の管轄が厚生労働省であるのに対し、幼稚園の管轄は義務教育を司っている文部科学省です。それによって、先生になるために必要な資格も、幼稚園教諭免許と保育士資格という違いがあります。幼稚園の場合は教師と同等の「先生」の資格が必要なんですね。
また、保育園と幼稚園では教育に対するアプローチも違うのがポイント。保育園では遊びを通して体力や指先を使う能力の発達に働きかけています。それに対して幼稚園では学習の一環として、字の読み書きや計算、英語などに取り組むことも多いです。
金額の違い
保育園は世帯収入によって保育料が異なりますが、幼稚園は世帯収入関係なく一律という点も大きな違いです。詳しく紹介すると、保育園の場合は世帯収入が低いほど保育料が安く、高いほど保育料も高くなります。実はこれが「幼稚園にはお金持ちが多いイメージ」にも影響しています。
世帯収入が低い家庭なら、「幼稚園より保育園の方が安い」と感じて保育園に入れますよね。それに対して世帯収入が高い家庭では「幼稚園も保育園も金額が変わらない」状況となる場合も。だからこそ、「同じぐらいの金額になるのなら、教育が受けられる幼稚園へ」と考えて幼稚園を選ぶ家庭もあるようです。
利用時間の長さ
幼稚園と保育園の大きな違いは利用時間の長さです。それぞれの1日の流れをおおまかに紹介すると、幼稚園は8時半から9時頃に登園し、午前の活動プログラム・昼食・午後の活動プログラムで過ごし、14時頃から降園スタート。15時には帰宅する流れとなります。
対して保育園は8時30分頃に登園し、午前中は園庭遊び・給食・お昼寝。起きてからは室内遊びをしながら親のお迎えを待つ流れが多いようです。一般的には16時30分頃までは保育園で過ごすので、早くても帰宅するのは17時ごろ。延長保育もあるので、親の仕事次第では帰宅が19時や20時になる子もいます。
それぞれの滞在時間は幼稚園が約5時間、保育園は約8時間とかなり差がありますよね。だからこそ保育園ではお昼寝が必須となり、ホイ卒煽り文句の定番「怒りのお昼寝タイム」がうまれたと考えられます。
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