マザコンと母親孝行の違い
共依存していたらマザコン
マザコンにもいろいろあり、母親の支配から抜けられないタイプや、お互いに共依存しているために母親から離れられないタイプなどがあります。前者は母親の言いなりになる典型的なマザコンですが、後者は母親にとっても息子は必要な存在ですから、仲が良い親子にしか見えない場合があります。
共依存している場合、母は夫の役目を息子に求め、息子は彼女の役目を母親に求めます。そして、その関係に満足しているので、自分たちがおかしな関係であることに気が付きません。マザコンと母親孝行との違いは、お互いを叱ることができるかどうかでしょう。
悩みの相談相手が友達なら母親孝行
マザコン男性と母親孝行の男性では、相談する相手も違ってきます。マザコン男性は困ったことがあると一目散に母親のもとに相談を持ち込みますが、母親孝行の息子の場合は母親には言わないか、最後に相談しに行きます。
母親孝行の息子は、まずは友達など身近な人に悩みを相談するでしょう。なぜなら、親孝行の息子にとって母親はとても大切な存在であるため、母親に心配させたくないという思いが働くからです。そこが、マザコンとの決定的な違いです。
実家に入り浸っているのはマザコン
マザコン男性にとって、実家は母親のテリトリーであり安全基地です。そのため、一緒に住んでいてもいなくても、実家にいる時が幸せな時間です。大した用もないのに実家に入り浸っている男性は、マザコンである確率は高いですね。
しかし、母親孝行の男性でも頻繁に実家に足を運ぶケースがあります。たとえば、母親だけでなく父親が病気やけがをした時などです。マザコン男性ならこういう場合はパニックになり、仕事も手につかなくなることも考えられます。
母親に意見ができるのは母親孝行
マザコン男性は母親の言いなりになるケースが多く、母親に口応えすることは皆無と言っていいでしょう。しかし、母親を大切にする孝行息子は、母親が間違っていれば「それは違うと思うよ」とはっきりと自己主張できます。
単なる口応えではなく、親に対して言って良いことと悪いことをわきまえているのが母親孝行の息子です。たとえば、「両親が仲違いするようなことは言わない」「母親が傷つくような指摘の仕方はしない」など、家族の円満を第一に考えた行動をとります。
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