フレネミーな人の特徴
承認欲求が強い
フレネミーは、周囲の人から褒められたりチヤホヤされたいという承認欲求が強い傾向があります。それは、プライドが高いことや、自分が一番優れているという思い込みと深く結びついていると考えられます。
例えば、第三者が自分以外の他人を自分より評価しているだけでも、フレネミーにとっては許しがたいことなのです。このように、自分が思っているように評価してもらえないと、感情が爆発して攻撃的になるようです。そうなると、今まで友達として愛想良く接してくれていたのに、態度が急変するということもあるでしょう。
平気で嘘をつく
悪びれもなく嘘をつけるのも、フレネミーの特徴です。それも自分を良く見せたり相手を陥れるための嘘が多いので厄介です。フレネミーからすれば、少々話を誇張した程度にしか考えていないのかもしれません。
なのでフレネミーと話をしていると、辻褄が合わないことや周りが話す内容とは全く違うことを聞かされたりするのです。
さらに本人がいないところで何を言っているのかわからないので、表面上は友達のフリをしているのに、影ではあなたを陥れる嘘の噂を流している恐れがあります。
八方美人
フレネミーだと気づきにくい原因には、八方美人が多いということが挙げられます。フレネミーは周りの人から良く思われたいので、最初は誰に対しても親切で優しい素振りを見せるようです。
また、いろんな人と仲良くなることで噂話や情報を聞き出し、誰かを出し抜こうと考えているのかもしれません。誰かが言っていた陰口を、親切ぶって本人に伝えてしまうということもあり得るでしょう。
ちなみにこういった行動はだんだん周りにバレて人が離れていくので、フレネミーは長い付き合いの友人は多くありません。
他人の悪口が多い
フレネミーは人を陥れて自分の評価を上げようとするので、自然と悪口が多くなります。自分以外の誰かが褒められているとおもしろくないので、「でもあの子って〇〇なところがあるよね」というように、悪い噂を流そうとするのです。
さらにそれは陰口だけでなく、本人に対して馬鹿にしたようなことを言うこともあります。「その服かわいいね、でも年齢的にちょっと…」というように、褒めているようでもどこかで見下してくるでしょう。ネチネチした物言いで、フレネミーな人と一緒にいると暗い気分になって疲れてしまいます。
同性・同年代の友達が少ない
フレネミーは自分が一番優位に立ちたい願望が強く、能力や容姿の優劣を比較されやすい同性・同年代の相手に対して敵対心を持ちがちなため、仲の良い友達が限られているようです。
表向きは人懐っこい印象を与えるのでどんな輪にでも加わることができるのですが、長く一緒にいると攻撃的な部分なども見えてくるので、自ずと周りから人が離れていきます。
喜怒哀楽が激しい
人は大人になるにつれて感情をうまくコントロールし、周りの人と衝突しないように立ち回ることができるようになりますが、フレネミーはそのコントロールが苦手です。特に怒りの感情を出すことがあります。
というのも、フレネミーはプライドが高くて、すべてを自分の思うように進めたいと考える傾向があり、思い通りにいかないことを極端に嫌がります。そのときにカッとなり、感情のままに相手を攻撃しようとするのです。
ただし、フレネミーは自分の不利になることは上手に避けることができるので、直接的に暴言を吐くのではなく、嫌味ったらしい喋り方になるようです。