叶わない恋をしてしまう女性の心理
たとえ好きになってはいけない人でも、恋愛感情が生まれてしまうのはよくあることです。相手に魅力を感じたら、そう簡単には恋のブレーキはかかりませんよね。恋心を一度自覚してしまうと、後戻りはできなくなっています。
手に入らないとより魅力的に見える
何かを欲しいと思うのは、それが手に入っていないからですよね。また、レアリティ度が高かったり絶対に手に入らないものは、それほど価値があるものということです。恋愛もそれと同じで、手に入らないから欲しくなるものなのでしょう。
つまり、手に入らない相手、恋が叶わない相手だからこそ、より魅力が増して見えてしまうのです。
既婚者を好きになってしまった人なら、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。「あの人が結婚できているのは、あの人がとても素晴らしいから」と。相手に魅力を感じると、既婚者であることもその魅力の一部となり、どんどん好きになってしまうのでしょう。
「手に入らない」という状況は、相手の魅力を高めるスパイスのようなものかもしれません。
恋愛に刺激を求めるタイプ
簡単に手に入ってしまう恋愛はつまらないと感じる人もいます。
日常は、基本的に同じことの繰り返しですよね。そのルーティンに飽き飽きしてくると、新しいことや楽しいことが欲しくなってしまいます。普通の恋愛をするだけで楽しめる人もいますが、そうではない人もいるのです。
叶うか叶わないかわからない恋をして、自分磨きを頑張るタイプの女性も多いです。また、社会的タブーの恋愛関係を持って、秘密の恋に心を燃やしてしまう人も。
本当はいけないとわかっている相手に恋心を抱くと、嬉しさも悲しさも人一倍なのではないでしょうか。その感情は、日常の刺激に直結しますよね。
執着心が強くて諦められない
いわゆる恋愛体質の女性に多く見られる傾向です。恋愛体質ではない人は、「好きになっちゃったけど、叶わないし次に行こう」と切り替えることができます。しかし、恋愛体質の人は、一度好きになった相手のことを深く考えてしまうため、好きな気持ちが薄れるどころか強くなってしまう場合もあるのです。
恋愛感情を持ったことに感動して、その気持ちを大事にしようと思うことは悪いことではありません。けれど、叶わない恋だった場合、恋愛体質の人の感受性が、恋を諦める邪魔をしてしまうのかもしれませんね。
理想を変えることができない
好きになる人がいつも同じタイプという人も多いのではないでしょうか。自分の理想はこんな人だと思い込んでいることによって、好きになる人がどうしても叶わない相手になってしまっていることもあるでしょう。
例えば、理想のタイプが「包容力のある人」だった場合、家庭を持っている男性の余裕に魅力を感じてしまうのは当たり前です。しかし、その人の包容力は、あなたに対してではなく、家族に対して真摯に向き合ってきたからこそ身についたものでしょう。
また、好きになった人が理想のタイプになってしまう女性も多いでしょう。そうなると、どうしても相手のいい部分にしか目がいかないですよね。思い込みが激しいせいで、叶わない恋から抜け出せなくなってしまう人もいるようです。
叶わないけど仕方ないと思っている
「自分は報われなくてもいい」「あの人が生きているだけで幸せ」と思ってしまっているせいで、次の恋愛に向かおうともせず、叶わぬ相手への恋心を抱いたまま、その場で停滞している人もいるでしょう。
「あの人が存在してくれてるだけでいい」と相手の幸せを願うことは、決して悪いことではありません。けれど、そのまま恋を続けて誰にも迷惑がかからなかったとしても、自分は前に進めなくなってしまいますよね。叶わぬ相手を思い続けることを選ぶと、まるで芸能人とファンのような関係になってしまうのではないでしょうか。
ゴールのない恋愛をそれなりに楽しんで続けてしまうタイプに多い心理です。
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