「おったまげー」の意味って?
「おったまげ-」は、今の若者にもインパクトを与えるほどの言葉であり、また普段のコミュニケーションでも使うことができる点がメリットですね。
強烈なインパクトのある言葉ですが、そもそもどんな意味なのかご存知でしょうか。「おったまげー」をはじめ、バブル時代に流行った言葉やファッション、食べ物などを紹介し、バブル時代を楽しく解説していきましょう。
茨城県の「おったまげる」が由来
日本人は日本語を使用しますが、同じ日本語でも地方によってなまりがあるので「東北地方の言葉は東京の人には分からない」なんて現象も珍しくありません。
「おったまげー」の由来は、茨城弁の「おったまげる」という言葉で、「驚いた」「びっくりした」という意味を持ちます。茨城県にゆかりのない人でも、「驚き」に関係した言葉であることは何となく理解できますね。
「おったまげる」という茨城弁を、当時の若者が使いやすく「おったまげー!」という言葉に変化させたのでしょう。そして「おったまげー!」の方が絶叫しやすいので、盛り上がった場面などで普通に使われるようになりました。
平野ノラさんのネタで再注目
「おったまげー!」が流行ったのは1980年代であり、その年代に若者だった人たちは、現在では60歳前後です。それなのに、現代の若者たちにも注目されるようになったのは、女性芸人である平野ノラさんの影響があると言えるでしょう。
平野ノラさんは、1980年代のバブル時代を彷彿とさせるファッションや、「おったまげー!」などの用語を巧みに使い、「昔こんなことを日本人はやっていた」という時代錯誤の面白さをネタにしてブレイクしました。
これが、バブル時代を生きた世代の心をつかんだのはもちろん、現代の若者たちにも大ウケし、バブル時代のファッションや用語などが再注目されることになったのです。
そもそもバブル時代ってどんな感じだったの?
1980年代に生まれてもいない現代の若者たちに「バブル時代とは?」と尋ねても、知っているはずがありません。そもそもバブル時代ってどんな感じだったのか、簡単に説明していきましょう。きっと「おったまげー!」なことがたくさんあるはずです。
海外旅行が当たり前だった
「みんなお金はあるし、生活にゆとりもあるから、海外旅行は当たり前だった。日本人観光客のマナーが世界中で問題になっていたのが懐かしい」(62歳/女性/工場パート)
富裕層の中国人が限定品や福袋を爆買いすることが珍しくない現代ですが、1980年代のバブル時代は、日本人が世界中でこのようなことを行っていて、当時は日本人観光客は厄介だと思われていたのです。
「安・近・短」の安くて近くて短期間で行ける海外旅行が人気の現代ですが、当時はヨーロッパや欧米などに行き、爆買いするほど日本人に余裕があったことが分かりますね。現代の人からすると海外旅行が当たり前なんて「おったまげー!」なのではないでしょうか。
景気が良く日本全体が浮かれていた
「高級車に高級時計は当たり前、交際していない女性に物を買ってあげるのはもちろん、合コンで出会った女子にタクシー代として2万円渡すことも珍しくなかった」(67歳/女性/無職)
仕事が終わったらディスコに出かけ、朝まで騒いでそのまま会社へ向かう…。そんなことが普通に行われていて、景気が良いため、欲しいものが簡単に手に入る時代でもありました。こんな生活ができれば、誰だって浮かれてしまいますね。
庶民が高級時計や高級車に手を出す時代なのですから、現代人からすると「おったまげー!」と言いたくなるほど驚いてしまいます。
就職する会社を選べた
「今は就職難で、良い会社は優秀な人材だけを求めています。バブル時代は会社が人材を必死で集める時代で、説明会がパーティーだったり、リムジンでお迎えがあったりと、今では考えられないようなことが当たり前にあった」(64歳/男性/営業所長)
バブル時代は、なんと就職率がほぼ100%!入りたい会社にはほぼ入れたのです。会社側が人材を確保するために、あの手この手で接待することが当たり前だったのですね。これだけでも「おったまげー!」な現象ですが、中には「内定祝い」と称し、海外旅行をプレゼントして他社の面接を受けられないようにする会社も存在したのだとか!
恐るべし、バブル時代…。まさにすべてが「おったまげー!」だったのです。
お金に苦労する人があまりいなかった
「臨時ボーナスがよく出ていた。そのボーナスの札束が机に立てられるほど厚かったのを覚えています」(65歳/男性/設計技師)
バブル時代は、今では考えられないですが、パートにもきちんとボーナスが支給される会社が珍しくありませんでした。また、臨時ボーナスも珍しくなく、ボーナスの額も大きかったため、貧富の差はあるものの、今ほどお金に苦労する人は少なかったと言えるでしょう。
当時の企業の羽振りの良さは、現代人には「おったまげー!」なほどだったのです。現代では、逆の意味で「おったまげー!」と言いたくなるほど不景気の企業が多いですから、何だかうらやましいですね。
おったまげー以外にバブルに流行った言葉【名詞編】
このバブル時代に流行った言葉を見て、当時の日本人の文化や考え方などを想像していきましょう。「おったまげー!」以外に流行った言葉にはどのようなものがあったのでしょうか。
おたく族
「オタク」という言葉が現代でも普通に使われていますが、「オタク」と「おたく族」はほぼ同じ意味と捉えて問題ないと言えるでしょう。
もともと、アニメやゲーム、漫画、それに付随するおもちゃやグッズなどに執着して、それを趣味とする人たちが、それぞれ相手のことを「お宅」と呼び合っていたことから始まった言葉なのだそう。
当時は「おたく族」「オタッキー」などと呼ばれていましたが、現代では「オタク」と呼ばれるようになっています。
「オタク」という言葉は、「おったまげー!」と同様、バブル時代に広く使われるようになった「おたく族」に端を発しているのですね。
オバタリアン
「オバタリアン」とは、ホラー映画『バタリアン』と「おばさん」を組み合わせた造語であり、『オバタリアン』というタイトルの漫画の影響で世間に浸透しました。この言葉も「オタク」同様、現代でも普通に使われている用語だと言えるでしょう。
羞恥心がなくなり、厚かましい態度を取ってしまう30~40代の中年女性を揶揄した言葉ですが、言葉の雰囲気に愛嬌があり、使っているほうも罪悪感なく使えるところがメリットですね。
今も昔も、中年女性は強かったということが分かります。「おったまげー!」な行動を繰り返すオバタリアンの存在は、強くもあり、何だか憎めない人も多いのではないでしょうか。
オヤジギャル
「おったまげー!」は、お世辞にも上品とは言い難い用語なのですが、当時の若い女性は頻繁に使っていました。このような用語を使いこなす代表ともいえるのが「オヤジギャル」です。
読んで字のごとく、オヤジのようなギャルのことで、おじさんと同じような立ち振る舞いをする若い女性を揶揄して作られた造語だと言えるでしょう。
具体的には、女性が入りにくいとされる立ち食いそば店でサラリーマンたちに混ざって食事をしているギャルや、若いのに栄養ドリンクを愛飲していたりするギャルのことです。
控えめな女性が好かれる日本ですが、数十年前の当時でも自己主張の強い女性はたくさんいたことが分かりますね。
マブだち
「あなたには親友がいますか?」これと同じ質問を、1980年代風に言うと「マブだちいるぅ?」といった感じでしょうか。
「マブ」には「本当」「真実」という意味があり、「だち」は「友達」を略した言い方。つまり、「マブだち」は「親友」のことです。
最近の若者言葉で近いのは「ズッ友」(ずっと友達)だと言えるでしょう。「私たち、マブだちだよねー」と言い合って、仲間意識を強めていたのですね。
アッシー君、メッシー君
1980年代のバブル時代ならではの「アッシー君」「メッシー君」も重要な用語だと言えるでしょう。
「アッシー君」はギャルたちの「足」となって、高級車でお迎えに行く男性のことを指し、「メッシー君」はギャルたちに「飯」をおごる男性のことを指したのです。
ある意味、不景気となった現代でも絶滅していない種類の男性たちではありますが、羽振りが良かった1980年代では「私はアッシー君3人、メッシー君は8人いるよ!」などと言い合うオヤジギャルも珍しくありませんでした。
今の女性たちにとっては「おったまげー!」な話だとは思いますが、何だか当時の男性は苦労したのだろうと考えさせられますね。
おったまげー以外にバブルに流行った言葉【動詞編】
転がしてる?
現代の人が「転がす」と聞いたら、「ボールを転がす」くらいしか転がす対象が思い浮かばないかもしれません。
バブル当時は、大変景気が良く、土地を買い込む人も珍しくありませんでした。高騰すると見越した土地を買い占め、その後売却して高額の利益を生んでいく方法を「土地を転がす」と表現したのです。
今で言う「メルカリ転売」の大規模バージョンといったところでしょうか。さぞみなさん「おったまげー!」だと驚いているでしょう。
土地を転がし、どんどん儲けていく人がいたのですが、いきなりバブルが崩壊した後に大きな借金を背負って破産した人も少なくありませんでした。
悲惨すぎて「おったまげー!」どころの話ではありませんね。
ケツカッチン
映画監督が撮影中に「オッケー!」と言って撮影を終了させる時に、カチッと鳴らす道具を見たことがあるでしょうか。通称「カチンコ」というのですが、「ケツカッチン」という用語はこのカチンコからきています。
「ケツ」は「尻」のことであり、次の予定が差し迫った場面で「ケツカッチンだから、もう次の予定先に行くねー!」というように、「引き延ばせない」「忙しい」「次の予定が入っている」という意味で使用していました。
現代では使う人もいなくなりましたが、毎日予定がたくさんある人にとっては、とても便利な用語だと言えるでしょう。
ぶっとび!
「ぶっとび!」は、「おったまげー!」と同じような意味を持つものの、「おったまげー!」よりも比較的使いやすい用語です。
爆発などの際の「吹き飛ぶ」という現象を「ぶっ飛ぶ」と表現することがあり、「ぶっとび!」はここからきていて、驚きの表現を誇張した用語であると言えるでしょう。
そういえば、怒りが頂点に達した時「ぶっ飛ばすぞ!」と怒鳴る人がいますが、確かに「殴るぞ!」よりも勢いを感じるのは誰しも同じなのではないでしょうか。
「あの人ぶっ飛んでるよねー」と聞くと、「一般的な考え方にとらわれない豪快な人生を歩んでいる人」だと何となく想像がつきます。
多少言葉のニュアンスに変化はあるものの、現代でも広く使われているのですね。
しもしもー
芸能界では、一般の人が聞いても意味が分かりにくいように、「逆さ言葉」を使うことが今でもあるようです。1980年代に業界で頻繁に使われていた逆さ言葉は、芸能人のように華やかな生活をしている一般人にも浸透し、普通に使われていたのです。
「もしもし」と電話に出るところで「しもしもー」と言い、「寿司」を「シースー」と言ってみたり、「銀座」は「ザギン」、「六本木」は「ギロッポン」と表現していたのです。
何だかダサいようにも思えますが、当時の若者たちには目新しく、使っている人こそがカッコよく見えたのでしょう。
バブル時代に流行ったもの《ファッション》
ソバージュ
最近「ソバージュ」という言葉は死語になりつつありますが、バブル時代は、大人の女性の髪型といえば「ソバージュ」でした。
きつめのソバージュをかけ、前髪を大きく立たせる形のヘアスタイルが大流行していたのです。確かに、黒髪ストレートが当たり前だった日本では、かなり個性を強調させることができると言えるでしょう。
茶髪、ソバージュ、トサカの前髪で、大人の女性のセクシーさを前面に出していたのです。見ためをできるだけ派手にしたがったのは、もしかしたら、当時の日本女性の自信のなさをカバーしていたのかもしれませんね。
ボディコン
現代は幅広いファッションジャンルがあり、自分に似合うものや自分が好きなものを、好きなだけ追い求めることができます。
1980年代は、自分の好きなものよりも、流行に早く乗っかることが大事だったのです。そこで流行りだしたファッションが、「ボディコン」です。
「ボディコン」とは、バスト、ウエスト、ヒップラインがハッキリとしたファッションのことで、女性たちはボディコンで自分のセクシーさや魅力を発信していたのですね。
ボディコンを着こなせる女性は女性の目にもカッコよく映り、憧れの的となったのです。
ワンレン
今の若い世代は「ワンレン」と言われても、何のことだか分からないかもしれません。ワンレンとは「ワンレングス」の略称であり、前髪と後髪を同じ長さにそろえた状態のヘアスタイルのことを言います。
前髪を作ると、若さや可愛らしさが出てしまいますが、ワンレンだと、大人っぽくてセクシーな雰囲気が出ますね。ワンレンで髪をかき上げるしぐさが、1980年代ではセクシーだったのです。
バブル当時の女性たちが、いかに大人っぽく、セクシーに見られたかったかが分かりますね。
肩パッド
今の時代で「肩パッド」を愛用している若い女性がいたら、それこそ「おったまげー!」なほど驚いてしまうのではないでしょうか。肩パッドは、男性用スーツなど、男性用の洋服についているパーツで、肩幅を強調することで、いかついイメージを与えますね。
当時の女性たちが肩パッドをつけていたのは、「強い女性」を表現したかったからだろう、という説があります。なで肩の丸い体型だと守ってあげたくなりますが、肩パッドの入った服を着こなせるような女性には強いイメージがあって、か弱い雰囲気はありません。
セクシーさで女性を強調していながら、自立した強い女性も表現したい…。女心はいつの時代も難しいですね。
バブル時代に流行ったもの《食べ物》
ナタデココ
ナタデココは、今では当たり前に使用されるデザートの素材ですが、バブル時代に日本で流行りだした当時は物珍しく、すぐに完売になって手に入らないほどの人気がありました。
ココナッツの汁を発酵させてゲル状にしたものですが、ナタデココそのものに味はなく、ヨーグルトやゼリーなどと一緒に口に入れて、食感を楽しむ食べ物だと言えるでしょう。
当時は「ナタデココはイカみたい」と表現する人が多かったのですが、味ではなく歯ごたえにインパクトを感じていたのでしょう。
日本料理にはない食感が「おったまげー!」な新感覚だったのですね。
ティラミス
ティラミスもバブル時代に大流行したデザートです。上品で滑らかな味わいが、今でも根強い人気を誇っています。
イチゴのショートケーキが主流だった当時の日本のデザート界に、とても強いインパクト与えました。スポンジケーキにはない食感と、生クリームにはない滑らかさがありますよね。
「おったまげー!」などと叫ぶことができないほど上品さがあるデザートですが、気持ちはみんな「おったまげー!」なほど感動していたからこそ、大流行したと言えるでしょう。
イタ飯
「イタ飯(メシ)」と聞いてどう思いますか?「板」の「飯」?和食のことかしら…?なんて勘違いする人も多いでしょう。イタ飯とは「イタリアン」のことです。
当時の日本では、高級外食と言えばフランス料理でした。しかし、庶民にはなかなか出せない金額ということもあり、大流行することはありませんでした。また、フランス料理はテーブルマナーも厳しい上に、静かにゆっくりと食事しなくてはなりません。
そこで登場したのが「イタリアン」だったのです。フレンチよりも手軽で安価に楽しめるため、あっという間に浸透していきました。
フレンチの堅苦しさや高価な値段とは対照的なのに、オシャレ感があり、今でもとても人気のジャンルだと言えるでしょう。
パンナコッタ
イタ飯ブームに乗っかって、ティラミスが流行り、その後は「パンナコッタ」の時代が来ました。パンナコッタはつるりとした食感が人気で、ティラミスとはまた違った風味を持っています。
「おったまげー!」と豪快にしゃべる当時の女性たちも、ティラミスやパンナコッタのような上品なイタリアンのデザートに舌鼓を打っていたのですね。
バブル時代に流行ったもの《芸能人》
岡本夏生
この人ほど「おったまげー!」というセリフが似合う人はいないのではないか?と思わせてくれるのが、岡本夏生さんです。
今では奇抜なファッションと言動で世間を賑わす、お騒がせタレントになっていますが、バブル当時はレースクイーンとして活躍し、「ハイレグの女王」と呼ばれていたのをご存知でしょうか。
50代になった現在でも、当時のプロポーションを維持しているというのですから、「おったまげー!」な人であることには間違いないと言えるでしょう。
浅野ゆう子
浅野温子さんとともに「W浅野」として、当時のトレンディードラマで活躍していたのが、浅野ゆう子さんです。もはや彼女をテレビで見ない日はないというほどの売れっ子だったことを覚えている人は多いでしょう。
浅野ゆう子さんは、デビュー当時「脚の長さ99センチ」と騒がれていたほどスタイルが抜群でした。どっちかというと、浅野温子さんの方が「おったまげー!」のセリフが似合うのですが、浅野ゆう子さんの美貌は「おったまげー!」なほど衝撃があったのは事実です。
現在でも変わらぬ美貌を維持されていますが、なんともうすぐ還暦なのだとか。今は今で「おったまげー!」な女優さんだと言えるでしょう。
青田典子
バブル時代のディスコの象徴とも言えるのが、青田典子さんです。ワンレン、ボディコンで、扇子を片手にディスコのお立ち台で踊り狂っているイメージが強いですね。
セクシーグループ「CCガールズ」のリーダーだけあって、非常にナイスバディの持ち主で、セクシーさも抜群でした。
玉置浩二さんとの電撃再婚は、「おったまげー!」なほど世間を驚かせましたが、現在でも結婚生活は円満に続き、青田典子さんは休業して玉置浩二さんを支えているそうです。
「おったまげー!」なほど波乱万丈な人生を送ってきたお二人ですから、何か惹かれあうものがあったのでしょうね。
田中美奈子
田中美奈子さんは、「涙の太陽」という楽曲で歌手デビューしてからブレイクしたタレントさんですが、超ミニスカートでパフォーマンスする姿がウケて、「学園祭の女王」の名を欲しいままにしていました。
ショーツが見えるか見えないかくらいの超ミニスカートからのぞく細い足がとても綺麗でした。最近ではバブル時代の再現として、当時の衣装を身に着けてCMに出られていましたが、現在でもスタイルを維持していたため、多くの女性が「おったまげー!」なほど驚いたのは言うまでもありません。
美しい人は、いくつになっても努力を重ねているのでしょう。
バブル世代はおったまげ?現代の若者言葉
タピる
バブル時代はイタ飯やティラミスが流行していましたが、現代ではタピオカドリンクがブームになっています。そして、タピオカドリンクを飲むことを、略して「タピる」というようになりました。
逆さ言葉が主流だったバブル時代とは違い、現代では略語が主流だと言えるでしょう。バブル時代は「カッコよさ」を求め、現代は「簡単に表現する」ということを求めているのかもしれません。
ぴえん
中年以上の人が「ぴえん」と聞いて、何を想像するでしょうか。まったく想像がつかない人が多いのでは?
泣いている時の「ぴえーん」という言葉を省略し、残念なこと、悲しいことがあった時に使う言い回しです。
「略す必要ある?」と言いたくなりますが、通常の会話よりも、SNS上で語尾につけたりすることが多いのだとか。現代ならではの略語だと言えるでしょう。
しかしアナログだったバブル時代の世代からすると、今の若者言葉の方が「おったまげー!」だったりするのが本音でしょう。
よいちょまる
現代ならではの若者言葉はまだまだあります。今度は「よいちょまる」という言葉を紹介しましょう。
「よいちょまる」と言われると、「獅子丸…?」「牛若丸…?」などと想像をしてしまいますが、まったく違う意味を持つ言葉です。
場の空気を持ち上げる「よいしょ」と「良い調子」を組み合わせた略語に、現代の流行りでもある「。(句点)」を「まる」と読む方法が加わっています。それらを繋げて「よいちょまる」なのですね。
それなら「良い調子」で良さそうなものですが、何でも略したがる現代の若者には違和感のない用語なのでしょうね。
○○み
「〇〇み」で言葉を作りましょうと言われると、「深み」「渋み」「ありがたみ」などが思い浮かぶのではないでしょうか。しかし、最近の若者は何にでもこの「み」をつけたがる傾向にあるのです。
ヤバい時は「やばみ」、つらい時は「つらみ」、気持ち悪いときは「きもみ」。そのまま「やばい」と言えば良さそうですが、友人同士でふざけて話す時は、砕けた感じでちょうど良いのかもしれないですね。
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