粘着質な人の心理
粘着質な人の心理とは、どのようなものなのでしょうか。大きなベースとなる心理を、4つご紹介していきます。
常に不安を感じている
粘着質な人は、強気な人が多いと思われることもありますが、実は小心者で常に不安を感じています。人から見捨てられないかという不安を抱く人もいますし、極端な場合は自分の存在意義にまで疑問に呈する人もいるでしょう。そんな不安を解消するべく、しつこい性格になってしまうようです。
この不安は、その場しのぎの言葉では解消されません。たとえ人から「大丈夫だよ」と言われても、すぐに「大丈夫じゃない」と否定してしまうでしょう。思い込みの激しさも手伝い、不安を執着心でごまかそうとしているのです。
いつもストレスを感じている
粘着質な人は、時々爆発したように平常心を失います。ストレスが蓄積して耐えられなくなっているのでしょう。ストレス発散がうまく出来ていないので、中途半端に少しずつストレスを増やし続けてしまいます。
ストレスの発散方法は人それぞれですが、粘着質な人は、自分の欲求を満たすことでストレスを晴らします。しかし、すべてが自分の思う通りにいくわけではないので、必然的にストレスが処理しきれなくなります。ストレスの度合いが高まれば、粘着気質も強まっていくのでしょう。
よくも悪くも負けず嫌い
よくも悪くも負けず嫌いな粘着質な人は、自分が執着していることであれば、何があっても人に負けたくないと考えます。そういった心理は、仕事などの面ではプラスに働くこともありますが、プライベートではどうしてもネガティブなものになりがちです。
恋愛を例に出すと、ライバルに負けたくないとか、好きな人に振り向いてほしいという思いが強すぎて、見境なしに衝動的な行動に出ることもあるでしょう。そんな心理が引き起こす行動は、ストーカー行為に発展しやすくなってしまうのです。
すぐに比べたがる
何かにつけて人と比べることで、優越感を感じようとする傾向もあります。自分が正しいということを誇示したいので、相手を一心に蹴落とそうと考えてしまいがちです。そのため、意地悪な人という印象を持たれることもあるでしょう。
また、粘着質な人は、どうすれば人間が悲しむかをよく知っています。こうすれば悲しむと直感的に判断して、ごくごく自然にそのための行動をするでしょう。人と自分を比べ、少しでも自分が劣等感を抱いたら、挽回して優越感に浸ろうとするので、相手に執着しやすくなってしまうようです。
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