カリ高は気持ちいい？男女のホンネとカリ高になる方法を一挙解説！

カリ高の男性に対する女性の本音は？

女性の本音については、『エリートセックス』（加藤 鷹）にも記述があります。

同書では「『女性は、大きくて長いのが好き』の嘘」と題して、次のように書かれていました。

「『大きいのがいい、長いのがいい』というのは、明らかに男側の発想だ。

実は、男が誇りに思うほど、女性はそこまでいいことだとは思っていない。中には、本当の快感を知りたいあまりに、『大きくて長ければイケるんじゃないか』と思い込んでいる女性はいるかもしれないが。

大きくて立派なペニスを持っていて、自信満々で『やってやる』という態度の男と、たとえペニスのサイズが小さくても、優しく愛情を持って丁寧なセックスをしてくれる男。女性がどちらを選ぶかと言えば、間違いなく後者だ。（中略）

よく覚えておいて欲しい。大きい、もしくは長いペニスの男性ほど、実は、挿入してから相手の女性にうんとやさしく配慮してあげなくてはいけない。

もしあなたが、深く挿入して、子宮口を突くようなピストン運動をしていたとしたら、それは多くの女性にとって、苦痛でしかない。『やってるうちに 気持ちよくなる』なんてのは、男の幻想だ。

まだ摩擦の痛みであれば、ローション等を使うことで軽くすることができるけれど、奥まで突く痛みは、女性にとって別物。絶対にやってはいけない。」

これは女性が大いに頷いてしまう文章ではないでしょうか。アソコが大きいことを女性はそれほど重要視していないどころか、逆に女性にとって苦痛になってしまう場合があるのです。

特にカリ高の場合は挿入の際の痛みを感じやすいと言えます。

カリが大きいからこそ余計に、女性への気配りが必要ということですね。それに自信満々で強引なセックスよりも、愛情たっぷりのセックスのほうが女性にとっては嬉しいのは確かでしょう。

カリの大きさにこだわるのは無意味

男性のアソコの大きさについては『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』（宋 美玄）にも記述があり、「ペニスのサイズを気にするのはナンセンス！」として、次のようにアドバイスしています。

「大きいのがいいか小さいのがいいか、硬いのがいいかやわらかさを残しているほうがいいか、それは女性の好みによります。

また、小さいから快感が少ない、大きいからすごく感じてしまうということもありません。

たしかに、恋人のペニスが小さいことで物足りない思いをしている女性は存在しますが、その一方で大きすぎるペニスが入ってくることを苦痛に感じている女性も少なからずいるのです。

どちらにしろ、体位を工夫し、挿入の角度を調整することで解消できることなので、悩む必要は一切ありません。サイズなど気にせず、彼女とふたりで楽しめる"つながり方"を追求するほうがセックスをより楽しめると思いませんか？」

男性のアソコの大きさも柔らかさも人それぞれ異なり、対する女性の好みもそれぞれ違うということですね。ましてや部分的な「カリ」は、高くても低くても、女性側からしてみればどちらでもいいのです。

そして、大きくても小さくても快感を得ることはできます。そういった問題は体位で解消していけば良いのです。

セックスがうまくいかない原因はカリの大きさではない？

アソコを含め、カリの大きさは関係ないと言われても、どうしても気になってしまう方もいるでしょう。

『SHIMIKEN's BEST SEX 最高のセックス集中講義』（しみけん）では、コンプレックスを抱える人に対して次のようにアドバイスしています。

「たとえば、『胸が小さい』『ペニスが小さい』『早漏である』『太っている』など、さまざまなコンプレックスを持つ人もいるでしょう。

でもこれらのコンプレックスは、はたから見れば正直、本当にどうでもいいことです。

それなのに自分のなかにコンプレックスを持っ ておこうとするのは、誰かに嫌われてしまった時にその原因をそこ に押し付けてしまえるから、楽になれるんです。

でも、人が誰かに嫌われる時にコンプレックスが原因になるケースはごく少数。

実際は、『コンプレックスのせいにして問題から逃げているその性格』が嫌われているのです。 セックスにおいても、コンプレックスはとても邪魔なもの。

コンプレックスを持っている人は、常にそれを気にしてしまい、 何かを気にしているとセックスに集中ができなくなるので、消化不良なセックスになりがちです。（中略）

コンプレックスというものは、見方を変えれば個性で、武器になる。」

女性はアソコの大きさをそれほど気にしていなかったとしても、自分自身が気にしてセックスに集中できなくなってしまっている場合がある、ということですね。コンプレックスも個性と捉えて、楽しくセックスしたいですね。

＜参考文献＞
『エリートセックス』（加藤 鷹）
『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』（宋 美玄）
『SHIMIKEN's BEST SEX 最高のセックス集中講義』（しみけん）