「ラインをやめたい」に関する専門家の意見やアドバイス
LINEは便利だが弊害もある
行政機関や学校など公的な場でも利用されるなど、最近はLINEを介したコミュニケーションが一般化しています。LINEは便利なツールですが、一方でそれゆえの弊害もあるようです。『LINEで出来る1文字からの人間分析』(真軸ヒカル)には、以下のような記述があります。
「(前略)ところで、LINEのデメリットとしては大抵次のような例が挙げられます。
『LINEグループや企業アカウントが増えてプッシュ通知が届き続けるので、通知機能をオフにしている』
『気づくとウザいので、未読スルーや既読スルーは普通にしている』
『返信すると相手もまた返してきて、会話がなかなか終わらないのが面倒くさい』
これは、たしかにあると思います。
しかしそこは、LINEに『気軽』というメリットがある以上、あなたがLINE上の人間関係そのものをもっとストレスフリーなものに取捨選択していく余地があるということかもしれません。
相手への配慮がないという意味の気軽もありますが、ふさわしく配慮できるために人間関係をシンプルにしておくという意味の気軽もあることでしょう。
あとは、必要に応じて気持ちとして割り切ることも必要と思います。」
LINEは電話などに比べて気軽にコミュニケーションを取ることができるため、さして重要でもない用件や、たいしたつながりもない相手からの連絡にうんざりさせられることもあるでしょう。本当に必要な人との連絡だけに使う、簡単に連絡先を交換しないなど、自分なりにルールを決めて使えば、LINEをやめたいと思うほど苦痛に感じることはないでしょう。
LINEに疲れたら、思い切ってやめてみるのもアリ
周囲がLINEを使っているからといって、必ずしも自分も参加しなければならないわけではありません。『SNSやめてみた。たった1度の人生で、本当に大切なことが見えてくる生き方:【ミニマリスト】【SNS疲れ】』(Zizi)には、以下のような記述があります。
「SNSをやめて起こった1つ目の変化は、今この瞬間に集中できるようになったことです。
それは集中の妨げになるSNSの通知に悩まされることがなくなったからです。
今まではSNSなどの通知をオンにしていて、自分の目に見えるところにスマホを置き、その通知、つまり反応する度に作業を中断していました。
そのため、作業に戻る度に『どこからだっけ?』と、思い出す作業から毎回始めなければならず生産性が高い状態とは言えませんでした。
SNSをやめることで、スマホ自体とも距離を置くようになったので、今まで作業の妨げになっていた通知に悩まされることもなくなり、作業に集中できるようになったおかげで生産性も上がりました。
人間はマルチタスクには向いていないので、シングルタスクの連続を意識してタスク管理することで生産性が上がったということです。
また、今まで仕事の休憩時間やスキマ時間に、目的もなくSNSアプリを開いてぼんやりとタイムラインを眺めていましたが、そもそも休憩時間にスマホを見ても本当の意味で休憩になっていない(逆に目を酷使している)ということに気がつき、休憩時間は本当の意味で体をリフレッシュできる『ストレッチ』や脳を休めるために『昼寝(パワーアップ)』を取り入れて、休憩時間にも集中できるようになりました。
(中略)
『通知が気になりスマホを触っていたら30分経っていた』
そんな景観が誰しもあると思いますが、もし今日死ぬと思っていたら『通知が気になりスマホを触っていたら30分経っていた』という選択をしない人が多いはずです。
人間誰しも明日が必ずくると思って日々生きていますが、そんな保証はどこにもありませんよね。
自分の人生に対する集中力を上げることが、目標達成やモチベーションアップに繋がり、明日死んでも後悔しない生き方に繋がるんだと思います。
僕にとってSNSをやめて起こった1つ目の変化は、『人は生まれてからゆっくりと死に向かっていく』という当たり前のことを再確認させられたとても大きなものでした。」
「誰かと繋がっていないと不安だから」「みんながやっているから」などの理由でLINEを続けているのであれば、一度やめてみるのも良い選択ではないでしょうか。新しい価値観を見出すことができるかもしれません。
<参考文献>
『LINEで出来る1文字からの人間分析』(真軸ヒカル)
『SNSやめてみた。たった1度の人生で、本当に大切なことが見えてくる生き方:【ミニマリスト】【SNS疲れ】』(Zizi)
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